漫画で最も絶望を感じたシーンってどこ?
国内だけでなく、海外でも広く読まれている日本の漫画。語り継がれてきた名作や名シーンは多いが、“最も絶望を感じたシーンを挙げるとしたらどの場面なのか”という議論がネット上で白熱している。
まず漫画ファンから上がったのは、「ルフィがクロコダイルに串刺しにされたとこ」という声。このシーンは『ONE PIECE』のアラバスタ編に登場する一幕のこと。懸賞金が当時3,000万ベリーだったルフィが、懸賞金8,100万ベリーのクロコダイルにあっさりとやられてしまうシーンに絶望を感じた人も多いようだ。
さらに「ベルセルクの蝕だろうな」という声も多かった。印象的なシーンの多いダークファンタジー漫画『ベルセルク』だが、“最も絶望した”といわれて多くの読者が最初に挙げるのが“蝕(しょく)”。このシーンがトラウマになった人も多く、「読んだのは10年前だけど、あの衝撃がいまだ頭に残ってる」「蝕のシーンで本を閉じて売ってしまったよ」「ベルセルクの蝕はマジでトラウマ。でも何回も読み返しちゃうんだよなぁ…」などの悲鳴も上がっている。
そのほか「ブリーチの鏡花水月」「烈海王が武蔵に斬られたところ」などの意見が上がったが、最も多かったのは「『わたしの戦闘力は530,000です』だろ!」という声。このセリフは『ドラゴンボール』のフリーザが、ナメック星人の戦士・ネイルに自分の戦闘力を告げたシーンのこと。ナメック星で最強だったネイルの戦闘力が42,000であることを考えると、いかに絶望的なシーンなのかがわかるだろう。
絶望シーンが挙げられた作品は、どれも名作と言われているものばかり。絶望的という視点で読み返してみてはいかがだろうか。