語尾に「~かしら」って本当に使う? 現実では耳にしない「女言葉」

小説や海外映画の字幕などで時折感じる違和感。原因は浮世離れした話し言葉にあるかもしれません。

以前ネット上で注目を集めていたのは、「創作でしか使わない女言葉」。まず上がっていたのは、「語尾に『~わよ』とつける女言葉は聞いたことがない」という声でした。「語尾に『~かしら』も聞かないな」「現実で語尾に『ザマス』をつけてしゃべる人はいない」「たしかに『~もの』って言わないよね」など、創作では使われていても現実では使わない語尾があげられることに。

また“あるあるなセリフ”についても触れられており、「最近のアニメでよく聞く言葉遣いは、現実では話さないものばかり」との声が。「ツンデレキャラがよく言う『あんたのためじゃないんだからね!』とか現実では言わないよね。萌えを意識すると、話し方が浮世離れするのでは?」「高校生以上にもなって、『ちがうよぉ』とか『ばかぁ』はアニメの女子しか言ってない」など不自然な言葉遣いが指摘されています。

しかし「話し方だけで『男性』と『女性』を区別するのは難しいため、仕方なく『女言葉』を使う」という意見も。創作者からは「わざとらしいとは思いつつ、『女性の発言』であることを読者に納得させるために使ってる」という声が上がっていました。

アニメや小説を楽しむ際は、不思議な女言葉を探してみると面白いかもしれませんね。