はたらく細胞でワクチン寄付!? 知られざるサービスに舞台ファン歓喜
はたらく細胞 舞台でワクチン寄付!? コンビニのレジや街頭などで募金箱を見かける機会は多いものの、自発的に寄付するのは少しハードルが高め。しかし、趣味にお金を遣えば自動的に寄付されるシステムが発見され、「この仕組みは素晴らしい!」と話題になっている。
きっかけは、人気アニメ&漫画「はたらく細胞」の2.5次元舞台版チケットを手に入れた人のツイート。「はたらく細胞」チケットの写真が添付されていて、そこには「このチケット購入で途上国の子どもたちにワクチン1人分が寄付されました」との文字が。投稿者は「すごくね!?!?!?」と大興奮し、ツイートも1万リツイート超えの注目を集めた。
白血球や赤血球など、「はたらく細胞」は体内の細胞が活躍する作品のため「はたらく細胞だからワクチン寄付なのかな?」という声も上がっていたが、一部の人から「カンフェティでチケット買いましたね?」との指摘が。
実は、公演チケットを取り扱う「Confetti」というサイトでは、2009年からチケット1枚につき1人分のワクチンを寄付する活動をスタート。2018年11月19日現在で220万5,182人分のワクチンが送られているらしい。
公演を見に行けば社会貢献できるシステムに「素晴らしすぎるでしょ」「超素敵な取り組みじゃん」との声が上がっているが、実は他にも“作品を楽しむことで社会貢献できる”サービスが。
例えば、ふるさと納税にはオタク向け返礼品が意外と充実。山梨県市川三郷町では「ゆるキャン△」グッズの詰め合わせや、作品デザインの“ほうとう”がお礼の品にラインナップ。他にも愛知県一宮市に納税すると「おそ松さん」のフィギュアがゲットできたり、栃木県栃木市ではエヴァンゲリオンカラーの新幹線模型をもらうことができる。
ちなみに「はたらく細胞」を観て細胞に興味を持った人は、ノーベル賞学者・山中伸弥教授のiPS細胞技術への寄付もおススメ。京都大学のiPS細胞研究所で寄付を求めているので、ぜひチェックしてみては?