Twitterで話題の「文字起こし君」って一体何? 身近に体験できる“AI”の数々
今年4月にとあるプログラマーが、Twitterで「文字起こし君」という自作ツールを紹介。面倒な“文字起こし”をAIがやってくれるというツールで、「これは便利すぎる!」と話題になっている。
「文字起こし君」はLINEに送信された画像から文字だけを抽出し、文字を返してくれるAI。例えば資料作成で紙媒体の文字を引用する際は、本のページをスマートフォンのカメラで撮影して画像を「文字起こし君」に送れば文字に起こしてくれる。
LINEを使った画期的なツールに、利用者からは「紙の資料しかもらえない時にすごい便利!」「LINEをインターフェースにしてるところがいい! すごい使いやすい」「昔の自分に教えてあげたいな…」「文字起こし君に惚れる」といった声が続出。その利便性に驚いた人も多いようだ。
しかし4月26日現在では、画像を送信すると「ちょっと仕事放棄することもあるけど許してな。結果返ってこなかったら、他の人から文字起こしの仕事頼まれすぎてて、パンクしてるときなんだと察してな」という文章が出てきて中々文字に起こしてくれない。そのため「文字起こし君」の利便性を享受するのが困難になっているが、「ど~しても使いたかったら、このチュートリアルでわい作ってや」「Java Scriptだけでできるで!」といった文面も。「文字起こし君」の作り方を紹介しているページのURLも添えられており、ユーザーが自作できるようになっている。気になった人は少し頑張って、AIを作ってみてはいかがだろうか。
少し前まではAIについて“どこかで研究されているなんかすごい技術”と思っている人も少なくなかったが、近年では様々なサービスに使われておりグッと身近に。例えば「Amper Music」というWEBサービスは、著作権フリーの音楽をAIが自動的に作ってくれるというしろもの。ちなみにカシオも鼻歌をもとに音楽を作曲してくれる「Chordana Composer」というアプリをリリースしており、近年音楽業界ではAIに熱視線が注がれている。
また会話機能を持つAIも、今や身近に体験できるツール。有名なのは日本マイクロソフトが開発したJK感溢れるAI「りんな」で、LINEの“友だち”として登録すると様々な会話を楽しめる。例えば「今日も可愛いね」と送ると「わろた笑笑笑笑」と返ってきて、その後「うそ」と送ると「あ、、さめた」と返信。会話のリアルさもさることながら、レスポンス速度も相当なものだ。
今後AIはどのように活用されていくのか、さらなる発展に期待したい。
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