コナンの歴史漫画!? 日本史探偵コナンのタイトルが完全に劇場版ノリ!
日本史探偵コナンのタイトルが面白すぎると話題になっている。17年11月から18年3月に刊行された歴史を学べる漫画「日本史探偵コナン」は、「名探偵コナン」のキャラが登場する歴史のお勉強漫画。好奇心旺盛で自己顕示欲と英雄願望も強い少年探偵団(小島元太・円谷光彦・吉田歩美)と江戸川コナンが、タイムトラベルして古代から現代までそれぞれの時代を冒険。12の時代に散らばった“時のイシ”を集める任務に就き、時代ごとの事件を解決していくというのが「日本史探偵コナン」のストーリー。
全12巻で、縄文時代、弥生時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、戦国時代、江戸時代、幕末、明治時代、昭和時代をラインナップ。そしてそれぞれの時代につけられた「日本史探偵コナン」のサブタイトルが、完全に劇場版「名探偵コナン」と同じノリなのである。
劇場版「名探偵コナン」におけるタイトルの法則性は、「名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)」「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」といったように、タイトルの後半部分を漢字表記の英語読みという形が主流。では、これを踏まえて「日本史探偵コナン」のサブタイトルを一挙見てみよう。
・「縄文時代 原始世界の冒険者(タイムドリフター)」
・「弥生時代 ひとりぼっちの女王(リトルクイーン)」
・「飛鳥時代 霧の中の異邦人(ストレンジャー)」
・「奈良時代 裏切りの巨大像(モニュメント)」
・「平安時代 十二単の好敵手(ライバル)」
・「鎌倉時代 五条大橋の相棒(デスティニー)」
・「室町時代 疑惑の花舞台(カーテンコール)」
・「戦国時代 あかね色の落城(カタストロフィー)」
・「江戸時代 幻影の八百八町(メガロポリス)」
・「幕末 暗黒の羅針盤(コンパス)」
・「明治時代 機械仕掛けの記念碑(メモリアル)」
・「昭和時代 焼け跡の綿帽子(タンポポ)」
この「日本史探偵コナン」のタイトルに、ネット上では「日本史探偵コナン、これもう全部映画化できるだろ」「コナン感溢れ過ぎてて笑った」「こうやってコナン風のタイトルつけるの面白そう」「たんぽぽが良い味だしてる」といった声があがっている。
今年の映画は「名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)」と、そのままの読みで物足りないという声もあがっていたが、思わぬところで劇場版「名探偵コナン」感を味わえたようだ。