杉下右京の階級が警部に納得いかないファンの声

ドラマやアニメでよく警察が登場し、「○○警部」「○○巡査」と呼ばれているのを目にしますね。しかし、どの役職がどれほど偉いのか知っていますか? この記事では、警察の序列を有名キャラクターを交えながら紹介!

警察官の階級は、警視総監、警視監、警視長、警視正、警視、警部、警部補、巡査部長、巡査長、巡査という順になっています。

「名探偵コナン」に登場するのは目暮“警部”
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場する大原大次郎は巡査部長、両津勘吉は巡査長、中川圭一と秋本・カトリーヌ・麗子は巡査で、いずれも目暮警部よりも下の階級であることがわかります。

「ルパン三世」シリーズに登場するのは銭形“警部”ですが、2011年に放送された「ルパン三世VS名探偵コナン」では、目暮警部の友人という設定になっていました。同じ警部と考えると確かに納得のいく関係性かも。また「相棒」の杉下右京も警部。しかしネット上では「右京さんが実際に警察の現場にいたらもっと出世してると思う」「右京さんが警部ってのに納得いかない、絶対にもっと偉いでしょ」「右京さんは出世に興味なさそうだもんな」といった声が。

ちなみに2016年4月に放送された「月曜から夜ふかし」では、各階級の昇格システムを紹介。警察に入るとまずは巡査に。巡査を一定期間続けると巡査長に。最初の昇任試験に受かると巡査部長に。警部補はこの巡査部長の上ですが、国家公務員試験1種に合格して警察庁の警察官になったいわゆる“キャリア組”はいきなりここからスタート。

そして警部は“選ばれしものだけが進める”らしく、警察官全体の約7%がこの役職のようです。自力で推理をして事件を解決する杉下右京と、コナン任せで事件を解決している目暮警部が同じ階級なのを見ると、目暮警部は案外世渡り上手なのかもしれませんね。