実は毛皮を被っていた!? 「デジモン」ガブモンの面白い設定を紹介

■ガブモンは爬虫類!?

デジモンの中でも人気の高いガブモン

1997年に発売された携帯ゲーム機から始まり、アニメ化もされ現代に至るまで幅広い世代に人気のデジモン。個性豊かなデジモンたちが数多く登場しますが、中には面白い設定のキャラクターも。今回は“見た目に面白い設定を持つガブモン”についてご紹介します。

デジモン公式総合サイト「デジモンウェブ」より

ガブモンはアニメ『デジモンアドベンチャー』から登場しているデジモン。作中では石田ヤマトのパートナーデジモンとして活躍しており、可愛い見た目やガルルモンなどのかっこいい進化から人気デジモンとなっています。そんな人気のガブモンですが、公式のプロフィールに驚くべき事実が記載されているので見てみましょう。

『デジモンウェブ』のガブモンのプロフィールによると、「毛皮を被っているが、れっきとした爬虫類型デジモン。とても臆病で恥ずかしがりやな性格でいつもガルルモンが残していったデータをかき集めて毛皮状にしてかぶっている」との説明が。実はあの青い縞模様の毛は“被り物”で、本当の姿ではないそう。毛皮を被っているのであれば、爬虫類型だと言われても納得ですよね。爬虫類型といえばデジモンの顔でもあるアグモンと同じタイプなので、ガブモンも毛皮を取ったらアグモンのような見た目になるのでしょうか。

さらに毛皮は身を守るための役割も担っているよう。「他のデジモンから恐れられているガルルモンの毛皮をかぶっているため、身を守るための保護の役目もしている」とのことでした。恥ずかしがりやのガブモンにとって、毛皮はなくてはならない存在なのかもしれませんね。

ガブモンはアニメで毛皮を脱いでいた

ガブモンが毛皮を脱ぐシーンはアニメでも描かれています。それは「デジモンアドベンチャー」の第9話で、雪山の洞窟で冷え切ったヤマトの体を温めるために自ら毛皮を脱ぎ、毛布のようにかけてあげる場面。ガブモンの本当の姿は写りませんでしたが、毛皮を脱ぐシーンはアニメでもちゃんと描写されていました。毛皮を被っている時は性格が変わるものの、本当は恥ずかしがりやだという設定がアニメでも現れています。

本来なら見た目のまま獣型にしてもよさそうですが、あえて爬虫類型にして“毛皮を被る”という設定を取り入れたガブモン。これによってキャラクター性に深みが加わり、より魅力的なデジモンになっていますね。

デジモンは他にも様々な面白い設定があるので、アニメを見返したり設定を調べてみるのも楽しいのではないでしょうか。皆さんの知っているデジモンも、本当の姿ではないかもしれませんよ。

(文=ザ・山下グレート)