アニメ『ポケットモンスター』ロケット団「ムサシ」の超意外な夢とは
■ロケット団・ムサシの夢は白衣の天使だった?
アニポケの愛され悪役
1997年から放送開始した、アニメ『ポケットモンスター』。途中放送休止を余儀なくされた時期もありましたが、見事復活し今なお新作が放送され続けています。かつて少年少女だった視聴者が父母となり、子どもとともに視聴しているケースも少なくないのでは? 無印の『ポケットモンスター』から始まり、現在に至るまで7シリーズが放送されてきました。

アニメ『ポケットモンスター』公式サイトより
アニメ『ポケットモンスター』の主要キャラクターであるサトシとピカチュウのほかに、ずっと登場し続けている悪の組織「ロケット団」の3人。作中の舞台となる地域や原作ゲームに合わせて“ヒロイン・ライバル・仲間のポケモン”などが都度変わりますが、ロケット団のムサシ・コジロウ・ニャースは変わらずサトシの前に立ちふさがります。
その分彼らにフォーカスを当てたエピソードもたくさんあります。今回は「ロケット団」の紅一点・ムサシの過去エピソードから、悪役らしからぬピュアで素敵な「将来の夢」について詳しく追ってみましょう。
夢のために学校へも行っていた
“ムサシの過去”が語られたのは、2000年1月6日放送の「ハピナスのハッピーナース!」でした。もともと看護師を希望する彼女は“看護学校”に通っていたものの、実際に入学したのは看護ポケモン(ラッキー)用の学校…。結局ムサシは卒業できずに挫折してしまう姿が描かれています。
また別のエピソードを見ると、アイドルを目指していた時期もあったことが判明。現在でも“女優志望の設定”は健在で、ムサシは各シリーズで“舞台に立ちたがる姿”や“テレビに写りたがる姿”が見られます。そのため多くの視聴者は、“ムサシの夢=アイドル”という印象の方が強いかもしれません。
(文=ザ・山下グレート)