数字に隠れた秘密を推理! 『名探偵コナン』目暮十三の名前の由来とは?

■目暮警部の下の名前に隠れた由来を推理

警察関係者の主要人物「目暮十三」

大人気漫画『名探偵コナン』に警察関係者として連載初期から登場している目暮警部。彼の下の名前が「十三」だと知らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、その名前についてご紹介します。

『名探偵コナン』原作公式サイトより

まずはどのタイミングで目暮警部の下の名前が明かされたかを確認しましょう。コナン達からは「目暮警部」や「警部」、「警部さん」と呼ばれることが多く、名前が「十三」だというシーンは連載が始まってしばらくは描かれていません。それではいつ名前が発覚したのでしょうか。調べると劇場版第2作目の『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』の劇中で判明したようです。

名前が劇場版第2作目で判明した謎

『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』で印象的な設定は、トランプになぞらえた連続殺人事件。犯人はトランプの13から1の数字に関係する人物を襲います。名前に数字が入っているキャラクターだと、工藤新一や毛利小五郎が思い浮かびやすいですね。その映画の中で13にあたるターゲットとして「目暮十三」という名前が初めて明かされました。それまでは一切出てこなかった名前が突然登場しているので、もしかしたら映画のストーリーの都合で決定した名前かもしれません。

ちなみに苗字の「目暮」の由来はフランスのジョルジュ・シムノンが書いた推理小説シリーズに出てくる「ジュール・メグレ」。目暮警部と同じ警察官ですが、物語の途中で警部から警視に昇進しています。はたしてコナンの推理に頼りがちな目暮警部が、警視に昇格する日はくるのでしょうか…。

(文=ザ・山下グレート)