ルパン三世は東大生だった!? 世界的大泥棒が“東大”を目指した理由とは
■ルパン三世の知られざる最終学歴
肩書きに惹かれ、思いつきで東大生を目指すことに
天才的泥棒の家系に生まれた大泥棒・ルパン三世とその仲間たちが活躍する『ルパン三世』シリーズ。主人公・ルパン三世は世代を超えて愛されている人気キャラクターですが、プライベートな情報は未だ謎に包まれている部分が多いですよね。そこで今回はルパンの学歴に注目。ルパンは“東大”に入学した経験があることをご存じでしょうか。

『ルパン三世NETWORK』公式サイトより
ルパンが東大生になる経緯は、モンキー・パンチ先生の原作マンガ『ルパン三世』に描かれています。とあるエピソードで、ルパンは「東大出の大泥棒」という肩書きに惹かれて急遽東大を目指すことに。普通なら「東大に入ろう」と思いついたところで、簡単に入学できるとは思えません。しかしルパンは入試問題を盗み出し、泥棒らしいズルい発想で合格してしまいます。
“東大”は「東京大学」ではない!?
ちなみに同作で登場する“東大”は、架空の学校“東西京北大学”の略だそう。東西京北大学の詳細は不明ですが、明らかに名門・東京大学を連想させようとする意図が見えますね。ルパンは入学後「電子医学部」という学部に在籍。加えて「義賊部」という、これまたルパンらしい一風変わったサークルを設立しています。原作ではその後ルパンが無事に卒業できたのかは明言されていないため、“東大卒”といっていいのかは分かりません。
さらに東西京北大学には、同時期に銭形警部と峰不二子が在籍していました。銭形警部は当時法学部生。その後ICPO(インターポール)の捜査官として活躍している点を考えても、正真正銘のエリートといえるでしょう。
一方ルパンは不正入試で東大生になっていますが、彼自身「(ルパン三世は)IQ300の持ち主」と言われているシーンも。もしルパンが真面目に勉強していたら“東大”に受かっていたのか気になるところです。
(文=ザ・山下グレート)