歌うたいにおススメのメディカルチェック、名医との出会いは“アレルギー体質”だった!?

 

やってきました花粉の季節! 何を隠そうわたくし重度のアレルギー体質でして、アレルゲンは数知れず、本当はワンコは飼わないほうがイイと医者にも言われた体なのでございます。けれども、もうワンコなしでは生きてゆけないので、しっかり薬を服用するようになって10年経ちます。

症状も年々変わるんですね、最初の頃は鼻が出て、かめばすっきりする程度だったものが、副鼻腔という鼻の内部が腫れるようになってしまい、ひどくすると副鼻腔炎になって鼻声になってしまうので、点鼻薬が手放せなくなり、重力のせいなのか、段々と下に下がってくるようで、空咳だったり胸がゼーゼーするようになってきて、喘息まではいかないんだけれどまぁうっとおしいわけです。

この10年の検証結果によると、水っぱながツーっと出て目がかゆくなったら花粉、副鼻腔が腫れて鼻がつまってきたらホコリ、空咳&ゼーゼーしてきたら動物だな、アレルゲン。なんてわかるようになってきてしまいました。

歌うたいにとってこれは大変不都合なことなのですが、もう一生付き合っていくしかないので、ちゃんと薬を飲むことと、よいと言われることはやって、悪いと言われることはやめる、これをモットーに日々精進しております。

ただ、このアレルギー体質のおかげで、声を使う仕事人が通う名医のいる病院に出会えたんですよ。最初にかかった家の近所の耳鼻科で「鼻声で困っている」と言っても、不思議そうな顔をされるだけだったのに、その名医に相談したところ、即座に鼻のレントゲンを撮ってくれて、蓄膿症ではないが副鼻腔炎だから治るまでは鼻声であることをきちんと確かめて教えてくれたんです。

そして毎回たのんでもいないのに、内視鏡で声帯をチェック。自覚できない小さな声帯の結節をみつけてもらえたりしたおかげで、これまで私は一度もポリープになったことがないのです。

これはもうアレルギー体質のおかげ、と言っておこう! 今では、ライブの直前、具合が悪くなくても声帯のチェックをしてもらったりしています。先生に「キレイですよ~」と言ってもらえると「よーし!」って気合が入るのです。

ヤングな歌うたいに会って、声の話になった時にこのメディカルチェックをおススメしてます。己を知るって大事。自己判断せずに定期的に専門医に診てもらうことが、長く歌う秘訣になるのかもしれません。まだまだ行きますよ~祭りに呼ばれ続ける限り!

(C)いとうかなこ2022

そういえば、2月はYouTubeかなこチャンネル一周年でした。一日一曲だけでなく動画のレパートリーを増やしたくて、初挑戦動画を作ってみました。かなこ歌を爆音でBGMにした料理動画!

愛犬梅三郎の分まで作っちゃったりしながら、なかなかうまくいきましたよ! 一日一曲シリーズもまだまだかなこ歌が残っているのであと半年は続きます。みなさんが観てくれないと頑張れないのでどうぞよろしくお願いします^^。

さて、これを書き終えたら作詞の作業です。なんの作品かは完成したらお知らせしますね、どうぞお楽しみに!!

 

いとうかなこ

(C)いとうかなこ2021

栃木県宇都宮市出身
高校時代より地元宇都宮でバンド活動開始。1996年TV番組「えびす温泉」出演をきっかけに1998年単身上京。2000年にZIZZ STUDIOと出会い、2002年ニトロプラス社PCゲーム『鬼哭街』でゲーム主題歌デビュー。以来、ゲーム主題歌を中心に活動し、オリジナル楽曲も多数発表。2018年からインディーズ・ユニット活動も始め来年2022年には20周年を迎え“呼ばれた祭りは全部行く!”をモットーに風の向くまま活動中♪