もしも恐竜が現代で飼育されていたら…!? 動物園ならぬ「恐竜園」を描いた漫画『ディノサン』
あなたがもしも空を飛べたら。
あなたがもしも億万長者だったら
あなたがもしも魔法を使えたら。
そんなもしもが現代にあったのなら。
その「もしも」の話をしよう!
今回紹介する作品は木下いたる先生の『ディノサン』という漫画です!

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あらすじ
1946年、未踏の地バラカン島で恐竜の生き残りが発見され遺伝子操作により恐竜が現代に蘇り、そして動物園や水族館と同じく恐竜園が絶大な人気を博す!――だがそんな人気も、とある死亡事故をきっかけに下火になってしまう。
この漫画は恐竜が現代で飼育されている時代の「恐竜園」、江の島ディノランドが舞台となっている作品です。
ざっくり話すと、主人公の須磨すずめが飼育員として入社し奮起しながら経営難に陥った江の島ディノランドを立て直すお話し!
そう、「もしも恐竜が現代にいたのなら!」という飼育漫画です!
しかし普通の飼育漫画とは違い現代にいない恐竜を甦らせ、なおかつ肉食も草食も描きながら食物連鎖や屠体給餌など日本の現状を描くのはかなり難しいと思う。
痛風、腎不全、熱中症、便秘など体が大きくなろうが迫りくる病気は同じ。言葉が通じない中、小型でも恐竜はすごいパワーや鋭い爪を持っている。一歩間違えば死に直結する。
そしてキャラや絵は恐竜の骨がどのように組まれ、その結果筋肉はどうついていて、どのように動き、しゃがむのかなど絵の綺麗さと創造を見事に具現化。そこに本当にディノランドがあると錯覚するほどの書き込み。
なぜそれが可能なのかというと、恐竜など絶滅した動物の姿や動作を研究している古脊椎動物学者の藤原慎一さん(名古屋大学博物館講師)が監修についているのも大きな要因となっている。
二人のタッグから織りなされる世界は僕たちに夢や希望、そして忘れかけている童心に戻る力を与えてくれる。

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生物としての命の重み、飼育の尊さ、人間の欲、経営という世界、どこをとっても教科書になる老若男女問わず楽しめる作品です。
とあるレジェンド漫画家さんも言っていた、
漫画には想像の部分が必要、それには資料を調べれるだけ調べる。その結果資料にない空白の部分に創作ができ読者に世界が見えると…
それを体現する漫画だ! と読んだ瞬間に僕は思いました。
春先には二巻も発売予定!!
恐竜が飼育され人間と交流をする『ディノサン』というこの世界を今後ももっと魅せていただきたい!

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前内孝文(まえうち たかふみ)
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12月25日、大阪府生まれ。山羊座のB型。
これまでに、舞台「KING OF PRISM」法月仁役やアミューズメントゲーム「ポケモンメザスタ」男性ナビゲーターボイス、VTuberアニメ「おねがいっパトロンさま!」胡桃峯役などを担当。
Twitter:@maeuchitakafumi
公式HP:http://object-co.jp/talent/takafumi_maeuchi
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毎週木曜日21時からYouTubeにて配信中『ta-taの部屋』
YouTubeアニメ・Vtuber配信『おねがいっパトロンさま!』胡桃峰役
YouTube『セイユーチューブ』 秋月ソラ君役
ニコニコ動画キャストサイズチャンネル内『(鯛)〇〇ファクトリー』2MC
『ポケモンメザスタ』男性ナビゲーター
『メギド72』ベルフェゴール役
『SPUTNICKS』レギュラーモデル など