子ども向け作品にまで登場!? 『ジョジョ』ネタが出てくるアニメといえば
■独特な立ち絵を再現!
女将の後ろにいるのはスタンド!?
根強い人気を誇る荒木飛呂彦先生の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。2021年12月1日には第6部『ストーンオーシャン』のアニメが先行配信されたりと、まだまだ勢いは止まりません。

「ジョジョの奇妙な冒険」公式ポータルサイトより
そんな『ジョジョ』の魅力といえば、独特な絵柄やセリフ回し。アニメや漫画では『ジョジョ』を意識したパロディが多々見られます。
例えばパロディが多いことで有名な「銀魂」でも、アニメ第131話「旅行先ではだいたいケンカする」で『ジョジョ』ネタを使用。同話で銀時たちはボロ旅館を訪れるのですが、旅館の女将・お岩の背後にはうっすらと半透明の“何か”がついていました。
新八は幽霊だと確信するものの、幽霊を信じたくない銀時は「あの女将スタンド使いだ!」と断言。しかも“ジョジョ立ち”風のポージングで「バァーン」という効果音もついており、徹底したリスペクトが感じられます。
ギャグ漫画以外でも『ジョジョ』は人気!?
また同じく『週刊少年ジャンプ』で連載していた『バクマン。』にも、『ジョジョ』の台詞が登場。第1話でシュージンにコンビを組まないかと誘われたサイコーは、「だが断る」と岸辺露伴の名台詞で返していました。
さらに子ども向けアニメ「妖怪ウォッチ」シリーズにも、『ジョジョ』を思わせるセリフが。とあるシーンで棒アイスの当たりを引いたケータは「ラッキーうれピーよろピくね」と大喜びします。
元ネタと思われるのは、『ジョジョ』第2部でジョセフがサンタナに話しかける場面。無言のサンタナに向かってハイテンションで「ハッピーうれピーよろピくね」と言いだすジョセフは、印象に残っているファンも多いのではないでしょうか?
じつに様々な漫画やアニメに出てくる『ジョジョ』パロディ。これだけたくさんの作品に影響を与えているなんて驚きですね。
(文=ザ・山下グレート)