ブラックゴスペルを日本のポップスに昇華した唯一無二の名曲収録!「グルーヴ」を体験したいならこのアルバムを聴け

 

シンガーソングライターのハセガワダイスケです。この連載では、これまでに影響を受けた音楽を紹介していきます。

今回ご紹介するアルバムはSING LIKE TAKING(以下SLT)の「Welcome to Another World」

SING LIKE TALKING
佐藤竹善(Vocal, Guitar & Keyboard)
藤田千章(Keyboard & Synthesizer)
西村智彦(Guitar)

当時、ボーカルの佐藤竹善さんがヨコハマFMで番組を持っていた時、姉はFAXを使って番組にメッセージを送っていた。そう、壊れるほどに。(たしか壊れた)

姉が就職してリッチになり、初ボーナスなのかは謎なのだけど、突然、武道館のライブ(アミューズメント・ポケット・アット・日本武道館 1996年)に連れってくれた、なんて優しい姉なのだろう。

そして、弟の私、当時中3年生になったばかり、そのライブで文字通り心を鷲掴みにされた。

そのライブ当時の竹善さん、33歳!!!
私、今39歳!!

この気持ちはなんだろう…
うん、比べてもしょうがないよね。

自分の人生を生きましょう。

さて、SLTのアルバムは姉がほとんど持っていたので、まずは当時最新作の「Welcome to Another World」からSLTの道に入った。

おかげで高校時代はU2とSLTにどっぷり!

今聴いても改めて思うのが、ベースラインが最高。完全にブラックミュージック。

こういう音楽にヤングなうちに出会えたのは本当に感謝。のちに僕はブラックゴスペルにもハマるのだけど、やはりその下地にはSLTの存在が大きい。

そんなグルーヴ(音楽のノリ)をたっぷり感じられるのが4曲目「Skylark」と5曲目「Forever」。思わず手拍子をしてしまうそんな一曲。

グルーヴって何? わかんない。
ってそんなあなた、この曲を聴いたらその答えがありますよ。

どの楽器がそれを生み出してるの? とか、ずーっと高校時代は聴きながら聴いてました。そしてカラオケに行ったら迷わずSLTを入れてたので、周りの友達がオリジナル聞かずに口ずさんでいた。

ナチュラルに布教活動してました笑

SLTはコーラスワークもとっても素敵で、そのコーラスをたっぷり楽しめる曲が聴きたいなら6曲目「君の風」や11曲目「The Light is you」。

コーラスワークの美しさを教えてくれたのは紛れもなくSLT!

いつの日か竹善さんにお会いできる日があるならばこの感謝を思いっきり伝えたい。そんな日はくるのかな…

僕のデビュー曲「Gの閃光」にもその影響が至るところに現れているので、その耳で聞いてみて頂けると面白いと思います。

そして、このアルバムで必聴ソングといえば8曲目の「Spirit of love」。随分後に知った事だけど、なんと、あの武豊騎手の結婚式の為に書かれた一曲という。

ブラックゴスペルを日本でポップスとして昇華した曲はこの曲だけだと思う。それほど、めっちゃゴスペル!!

高校3年の最後の方に町田のゴスペルクワイヤー「Sounds of joy」に参加するのだけど、そのきっかけはこの曲と「天使にラブソングを2」。

音楽ってほんとに人の人生を左右するよね、出会ってなければどんな人間になっていただろうか…

この曲を聴いて改めて自分の人生を考えさせられます。自分の音楽が誰かに少しでも影響を与えられたらいいな。

以前、竹善さんの歌い方を無意識に真似していたらしく、気づいたミュージシャンの方が「それでいいの?」と問いかけてくださいました。それ以降、ほんとに気をつけてます笑

でも歌う時の日本語の発音は学んだことを生かして、これで行きます!!

さて、そんなSLTの影響をたっぷり受けたであろうグルーヴィなハセガワダイスケの一曲「75%」。

コロナ禍ど真ん中で落ち込みに落ち込んでいた時に、詞を書いてくださったエンドケイプさんに一曲何かやりたいです! と連絡し、二つ返事OKして頂いた。

この一曲から自分のオリジナルソングを作っていく流れができ、今に至るまでに毎月楽曲がリリースできています。

完成した当時の「75%」

そして、この曲を気に入ってくれたストリングスチーム「渡邉 紘STRINGS」が、ストリングスを弾きたいと言ってくださり、演奏とストリングスアレンジを買って出てくれた。こんな嬉しいことはない。

オリジナルバージョンから1年と8ヶ月後に、「75% feat.渡邉 紘STRINGS」が12/28にリリースされました!

「75% feat.渡邉 紘STRINGS」

SLTに追いつきたくても追いつけないけど、頂いた沢山のギフトを生かして作品を作っていきます!

そして、いつか… 竹善さんにお会いしたい!!!!

 

ハセガワダイスケ

(C)ハセガワダイスケ

1982年2月15日生まれ
神奈川県藤沢市出身
ファルセットを多用したコーラスアレンジを得意とし、ドラマ、映画、ニュース番組等のBGM、サウンドトラックにてコーラスとして参加。2014年、アニメ「ガンダムGのレコンギスタ」エンディング曲「Gの閃光」にてデビュー。
その後、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」4部、5部オープニング曲のボーカリストを担当した。アニソンシンガー/作曲家/シンガーソングライターとして活動している。
公式サイト:https://daisukehasegawa.net/profile/
Twitter:@hasenano

コメント一覧

1
  • ヤンバルクイナ

    今回も楽しいエピソードありがとうございました
    お姉さん、ダイスケさんにSING LIKE TAKINGを聴かせて下さってありがとうございます!

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