第3章環境の結論!? デュエマ大会主催者が語るデッキの分布と運営の裏側
こんにちは! カードゲーマーでナレーターの星野聡汰です。
今回は7月に開催したプラネット杯の第2回目が先日行われたのでそのことについて書きます! 今回は以下四項目に分けて書いていこうと思います!
1.改善点
2.当日大会の様子、結果
3.反省点・総括
1.改善点
今回私は2つの事象の改善が必要と思っていました。
それは、「大会のより円滑な進行」「景品内容」。この2つです。
1つ目に関しては私が前回大失敗をかましたんですよね。参加者の登録ミスを行ってしまったことで開始が1時間近く遅れてしまいました。ヒューマンエラーを2度も引き起こすことは許されません。
今回は前回以上に事前準備を行い、確定枠の方の登録を事前に行い来なかった方の名前を確認→当日枠に当選した方に名前を変更し確定。この方法を行うことで当日スタッフ一人あたりのタスクを減らせました。
円滑に行うことが出来たのは手伝ってくれた友人、そして参加してくださった方がトラブルなく動いてくれたおかげでもあります。ありがとうございます。
そして景品内容。第1回では優勝者に腹筋ローラーを贈呈し、言葉のインパクト、カードの大会でフィットネスグッズというギャップから、ある程度好評であったと認識してます。この点は継続と考えていましたが、前回準優勝者の景品個性が薄かった部分が気になりました。
準優勝者の方だけでは無いですが次回は絶対優勝するぞという継続の意志を持ってもらいたい。そのために景品なども魅力的にしたい。どうしたらいいかと考えながら腹筋ローラーと戯れました。

(C)ローカルドリームプロダクション
ある時です、ローラーから天命が回ってきました。
それは、私では鍛えられない部分を補いなさい… というもの。
腹筋ローラーは名前の通り腹筋を鍛えられますがそれだけではなく腕周りもかなり鍛えることができるのです。しかしローラーでカバー出来る腕部分は二の腕(上腕三頭筋)。このままだと二頭筋君が負けてしまうことになります。
この時点で景品は決まりました。そう、ダンベルです!!
この時私はこう考えました。(ダンベルなら腹筋ローラーでは鍛えられない部分をトレーニング可能。そして受け取った参加者の方はきっとダンベルでトレーニングを始めてくれるはず! そしてダンベルでは鍛えられない部分を鍛えるため腹筋ローラーが欲しくなる! そうすれば次回は絶対優勝して腹筋ローラーを獲得するぞ! という思いが芽生え継続的参加者の獲得に繋がる! 完璧だぁ! 天才天才!)
…本当にすいませんでした。素面でした。なおこの考えが今回最大の反省点につながります。
2.当日大会の様子・結果
ではここから大会の様子です。今回定員は80人と前回の74人より少し多く設定しました。埋まるかなと不安な思いもありましたが、当日来てくれた方は85人ほど。

たくさん集まってくれた参加者(C)ローカルドリームプロダクション
定員以上に集まってくれました。参加出来なかった方は申し訳ありません。また次回以降参加してくださると嬉しいです。

たくさん集まってくれた参加者(C)ローカルドリームプロダクション
そしてどのようなデッキが多かったのか、大会参加者のデッキ分布はこちらになります。

(C)ローカルドリームプロダクション
ガイアッシュ覇道の数がやはりやばい、参加者の4分の1、閃rxも含めると3分の1近くまで達する数字。私が大会に参加しても半分近くは同じデッキと当たることが多かったので最大母数とは思いましたがここまで多いか…。ガイアッシュ覇道は自力がものすごく高いから中途半端なメタは意味ないんですよね。次環境追加されるカードでどうにかできるカードが出るのか期待です。
ではベスト4の方々を見ていきましょう。
第2回プラネット杯
結果
優勝 シンバシさん 赤青ギャラクシー
2位 も~り~さん ボルシャックプリンプリン
3位 モブトさん ネバーループ
4位 らら?さん 青黒カリヤドネループ#デュエマ #プラネット杯 pic.twitter.com/FhNR4BtRgn— プラネット杯運営 (@Planetcupsugoi) December 4, 2021
この写真は上から1位、2位、3位、4位の方の写真です。
1位のシンバシさんのデッキは火水ギャラクシー、環境の中でもよく見かけるデッキでした。1番気になったのは3位と4位のデッキ。これらはどちらもループデッキなのですが私が全く戦ったことの無いデッキタイプで環境でも数は多くありませんでした。僕がもしプレイヤーだったら対戦したら勝てないだろうなあと感じてしまいます。

左側2位、も~り~さん、右側1位、シンバシさん(C)ローカルドリームプロダクション
情報も少なくどのような動きをするのかが分からない。対応する前に相手に動かれて負けてしまうだろうなあと感じデッキの選択の仕方からそのプレイヤーの方の強さが出ているなと見ていて感じました。

左側3位モブトさん、右側4位らら?さん(C)ローカルドリームプロダクション
大会内容としてはあまり環境で見ないデッキが沢山いて主催としては嬉しかったです。
3.反省点
ここからは大会終わっての反省をします。
・ダンベル
ダンベルが悪いんじゃない。配るタイミングが悪いんだ。ダンベルを景品にしたことは今回1番の失敗でした。まず想定していたより運びにくい。本当に重い。みんなバッグ持ってきてるから大丈夫! ちゃんと運べるよ! なんて考えていた自分を殴りたい。荷物いっぱいあって入るわけがないということになぜ気づけなかったのだろうか。
私は会場に行く時、景品と消毒液をビニールの袋に入れて向かっていました。すると袋から何かミチ… ミチ… と鈍い音がするんですよね。不安に思いダンベルをカバンに移動し歩き始めたところ散歩ほどで袋のそこが破れ消毒液がバラ撒かれました。さながらゾンビ映画の冒頭シーン。
体は鍛えられてもそこまでに至るまでの道筋をしっかり考えられていなかったこちらの落ち度です。次回はより満足して貰える景品を提案できるよう尽力します。
・細かな面での準備不足
例えばゴミが出た際のビニール袋、デッキを提出するためのデッキシートなど、参加者目線から見てあったら助かるものの準備が全くできていませんでした。より楽しく参加して貰えるようにこういった面でも過不足がないよう努めます。
・主催としての振る舞い
未熟だなあと思うばかりです。参加者の前で笑顔でいられたか、楽しんで貰えるよう尽力したか。トラブルに円滑に対応できたか。まだまだ焦って顔がひきつってしまっていたかもしれません。
タスク処理のことに頭を使いすぎて他に余裕がなくなっていました。ジャッジ対応にも時間をかけすぎてしまい迷惑をかけてしまった。申し訳ないです。手伝ってくれる人のおかげでできましたが1人では多分何も出来なかったと思います。
より質の高い、楽しい大会を作って行けるようにしますので改善していくプラネット杯にまた来てくれると嬉しいです。

大会風景(C)ローカルドリームプロダクション
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以上星野聡汰でした。毎度長くてごめんなさい! 今後の大会にご期待ください!
星野聡汰(ほしのそうた)

(C)ローカルドリームプロダクション
2000年3月11日生まれ。栃木県出身日光市出身。
趣味はゲーム、信号機(写真を撮る)、ウィスキー(アイラウィスキー)、読書。地元のラジオ番組を聴いたことでラジオ業界を志す。
RADIO BERRY「B with You」「B・E・A・T」リポーター、J:COM「100%スフィーダ」ナレーターなどで活躍中。Bリーグの東京八王子ビートレインズ バスケットボールクリニックのMCやFリーグの立川・府中アスレティックスFCのスタジアムMCなども務める。