実はアルベドのヤンデレソング!? オーバーロードED曲『L.L.L.』に込められた想い

■『L.L.L.』のタイトルと歌詞はオーバーロードとつながる内容だった!?

3つのLの意味とは…?

『MYTH&ROID』が歌う『L.L.L.』といえば、アニメ『オーバーロード』のエンディングで流れるヒロイン・アルベドの綺麗な姿が印象的でした。実際にその印象通りで、『L.L.L.』はアルベドの愛と狂気をイメージして作られた曲のよう。

TVアニメ「オーバーロード」オフィシャルサイトより

みなさんはタイトルの3つのLが持つ意味をご存じですか? 3つのLはそれぞれ【Leashed=鎖でつながれた】【Luminous=輝かしい】【Love=愛】という英単語の頭文字を意味しています。作詞家のhotaruさんは、以前インタビューで「強く輝かしい愛を持っているんだけども、それはある意味、鎖でつながれている」と語っていました。まさに主人公への一途な愛を抱くアルベドを思い起こさせるようなタイトルですよね。

実は英語部分の和訳が公開されている!?

『L.L.L.』は英語の歌詞が多い曲になっています。それもそのはず作詞を担当しているhotaruさんは、もともと英語の翻訳をしていたそう。翻訳をしていたhotaruさんが綴った英語の歌詞だと、ますますその内容が気になりませんか?

実は『MYTH&ROID』の公式サイトには、和訳の歌詞が載っています。過去のインタビューによれば作曲を担当したTom-H@ckさん一推しの歌詞は、歌い出しの「Don’t you give me your love and passion」という部分。公式サイトによると「貴方は私に愛と情熱を下さるのでしょう?」という意味になっています。さらに筆者が一番アルベドらしいと感じたのは「I would be happy to kill it for my love」の部分! 『MYTH&ROID』の公式ツイートによると「この愛の為ならどんな邪魔者も殺ってしまいましょう」となっていて、アルベドのちょっとヤンデレ感のある愛情が伝わってきてたまらないですよね(笑)。

まさにアルベドの狂気と愛が詰まったテーマソングと呼ぶにふさわしい『L.L.L.』。和訳歌詞を見ながら聞いてみると、さらにオーバーロードの世界を感じられる曲になりますね。

(文=ザ・山下グレート)