寺島拓篤さんの神曲「カクシンボ」! ラップパートが初めはなかったって本当?

■2人のアーティストの化学反応? 急遽入ったラップパート

2番のラップパートは予定されていなかった!?

“てらしー”の愛称で親しまれている声優・寺島拓篤さん。アーティストとして数多くの楽曲をリリースしている寺島さんと、シンガーソングライターのZAQさんがコラボしてできた楽曲が『カクシンボ』。ライブで盛り上がれるアッパーな曲になっています。

「アクセルワン」公式サイトより

『カクシンボ』といえば力強いラップパートが魅力の一つですよね。しかし、作成当初はラップが予定されていませんでした。最初に寺島さんがZAQさんにお願いしたのは、「クラップを盛り込んだ」「ボーカロイドみたいな曲」、という2点。

この時点ではラップパートを入れる予定はなかったのですが、ZAQさんは『おれパラ』こと『Original Entertainment Paradise』で寺島さんが歌った『MONSTER』のラップパートを聞いていたようです。寺島さんのラップに感銘を受けたZAQさんが、ぜひとも新曲に入れたいと寺島さんを訪ねて急遽実現しました。

元から予定されていたわけではなく、実際に寺島さんを見てZAQさんが提案して生まれたと思うとさらに胸が熱くなりますよね。

ライブでもクラップで盛り上がれ!

『カクシンボ』のもう一つの特徴といえばクラップですが、こちらはライブで盛り上がれるように盛り込んでほしいと寺島さんからZAQさんにお願い。

実際に完成した『カクシンボ』は、冒頭からのクラップで始まった瞬間から一体になって盛り上がれる曲ですよね。最初からライブでの一体感まで見据えていたなんてさすがてらしー!

寺島さんとZAQさんがお互いに影響しあってできた『カクシンボ』。制作秘話を知ったあとに聞いてみると、いままで以上にテンションが上がってしまいますよ。

(文=ザ・山下グレート)