よーく聞くと変化が…… 「スクライド」のOP「Reckless fire」は1~3番をシャッフルで流してた!?
■話によってOPが変化!?
ワードチョイスがキャラにぴったり!
今年20周年を迎えた「スクライド」。「コードギアス 反逆のルルーシュ」でお馴染みの谷口悟朗さんが監督を務めた同作は、“漢(おとこ)アニメ”の金字塔としても有名ですよね。

「スクライド オルタレイション」公式サイトより
そんな「スクライド」のOP、井出泰彰さんが歌う「Reckless fire」は作品に合った歌詞も魅力的な1曲です。というのも大抵の曲はメインメロディーが1番と2番で構成されているのに対して、「Reckless fire」は3番まで歌詞が存在。例えば1番は“奪え”“夢や愛なんて都合のいい幻想”など、カズマらしい野性味あふれる歌詞が多く見られます。
一方2番の歌詞は“上手くズルく生きて楽しいのか?”など、劉鳳のセリフとして作中に出てきても違和感がありません。そして3番になると、より熱さが限界突破! 井出さんの渋かっこいい声で“魂に火をつけろ”なんて言われたら、本編が始まる前からテンションが上がっちゃいます。
アニメ放映時には話の中心となるキャラに合わせて、OPで流れる歌詞や映像が変化。個人的には24話以降シェリスの色が変わってる演出に号泣です。
ちなみに作詞を務めているのは、ED曲「Drastic my soul」を歌っている酒井ミキオさん。自分で歌いつつ、作詞もしているとはもはや「スクライド」マスターと言えるのではないでしょうか。
さらに4番が追加!
ただでさえ長い「Reckless fire」ですが、なんと2011年には「スクライドオルタレイション『TAO』」の主題歌として「Reckless fire 2011」が発表。TV放送時の1~3番に4番を加えた超強力リメイク版として、2012年にCD化されました。
気になる歌詞には“地殻変動”“胸のマグマ噴き出せ!”など、よりスケールの大きなワードが。どんどん歌詞が進化していく様は、まるでパワーアップしていくカズマのようです。
せっかく20周年を迎えたことですし、また新たな「Reckless fire」が作られないか期待しましょう!
(文=ザ・山下グレート)