昭和と現代のアイドルが融合!? あの松田聖子の名曲をイメージした楽曲「輝きのエチュード」

■楽曲のジャンルが多岐にわたる『アイカツ!』シリーズ

多くの曲にインスパイアされ生まれた名曲たち

“アイドル”と“ファッション”をテーマにした、デジタルキッズカードゲーム『アイカツ!』。同タイミングでテレビアニメの放送も開始され、瞬く間に女子小学生の心をわしづかみに。今や社会現象にもなっている大人気作品です。

アニメ『アイカツ!』公式サイトより

『アイカツ!』シリーズでは、様々なテイストの楽曲が登場すると話題に。既存曲からイメージをもらって制作している曲が多いことでも有名ですよね。では実際に、どんな楽曲を参考にしているのでしょうか?

例えばOP曲の「ダイヤモンドハッピー」。ポップで明るく、カラオケでも盛り上がる名曲の1つです。この曲の制作に関わった水島精二は自身の公式Twitterで、「ダイヤモンドハッピー」は戸松遥の「Q&Aリサイタル」とkemuriの「PMA」をイメージして作ったと明かしています。

参考にしたのはあの昭和のトップアイドル!?

その他にもネットで話題に上がったのが『劇場版アイカツ!』で星宮いちごが歌う「輝きのエチュード」。あのトップアイドル・松田聖子の名曲「赤いスイートピー」にインスパイアされて制作されたそうです。

物語は、主人公の星宮いちごがトップアイドルを目指し奮闘するというもの。アイドルの歴史と言えば、1980年代が転換点。80年代と現在をつなぐイメージとして、曲の参考にしたのが「赤いスイートピー」だったのです。

しっとりとしたメロウなテンポが、80年代当時を思い描かせる一曲。そこに現代のアイドルらしさが合わさり、心地よいサウンドに。是非一度聴いてほしい楽曲です。

『アイカツ!』ファンの間では、楽曲の元ネタ探しはしばしば話題に。曲のジャンルが多岐にわたる『アイカツ!』シリーズならではの楽しみ方ですね。

(文=ザ・山下グレート)