『さよなら絶望先生』のキャラソン「豚のご飯」は声優・小林ゆう自身のことを歌っている!? 曲に隠された世界観とは…

■ひたすらバイオレンス!!

なぜかずっとハードコアな掛け合いに…

何かと後ろ向きに考えがちな先生・糸色望と、二のへ組の生徒たちが織りなすブラックコメディ『さよなら絶望先生』。アニメに登場する木村カエレのキャラソン「豚のご飯」は、その歌詞や世界観が独特と話題になりました。

アニメ『さよなら絶望先生』公式サイトより

歌唱はカエレの声優・小林ゆう。その高い演技力や物腰の軟らかさに加えて、エキセントリックな独特なキャラクターも注目されています。「豚のご飯」は、そんな彼女自身をイメージした曲なのではないかと話題。実際に小林が会話の際に良く使用する“豚のご飯”という言葉に着想を得ているよう。

曲調はひたすらにデジタルハードコア。同シリーズの主題歌を担当したシンガーソングライターの大槻ケンヂも参加しており、絶叫ヴォーカルの掛け合いが何とも言えないバイオレンスなナンバーとなっています。

小林ゆう自身のサイトにも“豚のご飯”

小林は2007年頃に、携帯モバイルでサイトを開設しました。その名前が『小林ゆうと豚肉と白米』となっており、木村カエレのキャラソン「豚のご飯」ともリンク。豚肉と白米が大好きな小林らしい名前ですよね。

ちなみに小林が演じる『銀魂』の猿飛あやめ(さっちゃん)も自称メス豚。声優とキャラクターとの間に隠された、ちょっとした遊び心がファンには堪りません。

ネット上でも「ヘドバンしたくなるぐらい好きな曲」「大槻さんと小林さんの再共演に期待が膨らむ!」と人気の一曲。パンクでハードなこのキャラソンは、『さよなら絶望先生』関連曲の中でも、一際話題性があると言ってもいいのではないでしょうか。

(文=ザ・山下グレート)