印象的だけど… 「集結の園へ」は「エヴァ」本編ではなくパチンコ用に作られた歌だった!?

■元々はパチンコ用イメージソングだった!

本編の曲じゃないのに大人気

「残酷な天使のテーゼ」をはじめ、アニソン界に様々な名曲を残してきた「エヴァンゲリオン」シリーズ。綾波レイ役の林原めぐみさんも「エヴァ」関連の楽曲を歌っており、特に「集結の園へ」は人気楽曲です。『レコチョクアワード年間最優秀賞 2009』のサイト別年間ランキングでは、“レコチョク アニメ/ゲーム・フル”カテゴリーで1位を獲得。オリコンのランキングでもトップ10入りを果たし、当時無限リピートしていたファンも多いのではないでしょうか?

「エヴァンゲリオン」公式サイトより

しかしこれだけ人気にも関わらず、「集結の園へ」は「エヴァ」本編のために作られた曲ではありません。同曲はパチンコ「CR新世紀エヴァンゲリオン ~最後のシ者~」のイメージソングとしてでき上がった歌。限られた人しか見なそうな媒体から、人気が広がっていったのは驚きですね。

曲中にお経を使用!?

耳に残る歌詞や癖になるクールな歌声など、魅力がたっぷり詰まった「集結の園へ」。じつは曲自体も独特で、間奏では“お経”が聞こえると話題になりました。確かに曲の後半で、よーく耳を澄ましているとお坊さんのような声が…。に、逃げてもいいですか?

何も知らずに聞くとびっくりするものの、ファンの間で独特なコーラスは好評なよう。「今までに聞いたことのない雰囲気の歌で面白い」「どこか宗教チックな感じが『エヴァ』らしい!」など、インパクト抜群な曲に魅了される人が続出していました。

ちなみに「集結の園へ」は、通常verのほかに綾波が歌っている風のverも存在します。綾波の方はかわいさがグンっと増していて、同じ人が歌っているとは思えない変わりっぷり。両方を聞き比べてみるのもおススメですよ。

(文=ザ・山下グレート)