墓所がモデル!? 「となりのトトロ」主題歌「さんぽ」の怖い噂って…

■明るいおさんぽソングじゃない!?

後半の歌詞が不気味…

スタジオジブリの名作、「となりのトトロ」のOP主題歌といえば「さんぽ」。「あるこう あるこう」と軽快なリズムで、子どもの頃に歌ったことがある人も多いのではないでしょうか?

しかし「さんぽ」の歌詞をよく聞くと恐いという噂が…。

「スタジオジブリ」公式サイトより

ネット上の声によれば、どうやら「さんぽ」はどんどん人けがない所に向かっているそう。実際歌詞を見てみると、最初は“トンネル”や“いっぽんばし”など人が作ったようなモノがある所を歩いています。

しかし最後には“はやしのおく”と、小さな子どもが1人で歩くには危険そうなワードが登場。さらに前半では“とかげ”“へび”など生き物がいるのに、後半だと「きつねも たぬきも でておいで」と呼びかけるような言葉に変わっていくのです。

ちなみに同曲の締めの歌詞は“ともだちたくさん うれしいな”。もし人のいない所でこのワードを言っているとしたら、「本当に友達は存在してるのか?」と疑いたくなってしまいますね…。

探検している場所は墓地?

そもそも「さんぽ」は、福島県にある信夫山の風景を基に書かれた歌のようです。「となりのトトロ」の映像を思い起こさせる自然豊かな美しいスポットですが、実は墓所としても有名。墓が集まる場所を探検する歌と考えたら、もう恐ろしい歌詞にしか見えません。先ほどの“ともだち”が、墓にいる幽霊の可能性も出てきそう。

また「となりのトトロ」本編でも「トトロの正体は死神」や「最後の方でメイやサツキに影が無いのは亡くなっているから」など、不穏な都市伝説が広まったことが。公式はこれらの噂を否定しているものの、両方の話を知っていたら「さんぽ」の聞こえ方が変わってくるのも仕方ないのかも。

(文=ザ・山下グレート)