地縛少年花子くん 81話 ネタバレ「赤い家 其の六」 悲しすぎる過去に涙腺崩壊… あまねとつかさの兄弟物語

■真実を知れば知るほど辛い

洞窟で出会った少年と花子の過去

2021年8月18日発売された『月刊Gファンタジー』9月号『地縛少年花子くん』81話。今作では、寧々が洞窟から脱出できた経緯とその後が描かれた。

『月刊Gファンタジー』公式サイトより

洞窟で迷子になった寧々は、そこで出会った少年に出口まで案内してもらうことに。寧々は別れ際、最後に自分にできることはないかと尋ねる。すると少年は不気味な笑みを浮かべ、「ここにいてくれよ」と強い力で寧々に迫った。彼は自我が溶けてなくなり怨念の塊になっていった他の巫たちと同じような末路を、たった一人で迎えるのが嫌だと話す。

おびえる寧々に、少年は「ビビってやんの」と笑う。先ほどの言葉は冗談だったようだ。彼を一人置いていく心苦しさから、寧々は最後に名前を尋ねる。「…カタクリ」とそっと名前を教えてくれた少年と、寧々は別れるのだった。

お互いを思うあまねとつかさ

脱出した寧々は、その先で光とつかさを発見。今まであったことも全て彼らに話した。そしてつかさに、どうしてここにきてしまったのか尋ねる。つかさは「きて!」と寧々の手を引き、とある部屋へ案内した。そこはあまねが以前使っていた寝室。つかさは過去のことを話し出した。

以前彼らが住んでいた家の下の隙間には、“何か”がいた。その何かはつかさが捕まえてきたニワトリやカエルと引き換えに、欲しいものと交換してくれたそう。毎回あまねの欲しいものを聞き出しては、交換してもらう日々が続いていた。

しかしあまねの体調は日に日に深刻に。それでも構ってほしいつかさは、あまねを起こそうとする。「無理だってば!」とつかさを突き飛ばしたあまねは、「ガマンするのもうやだぁ…!」「つかさみたいにゲンキだったら もうなんにもいらないのに…」と泣き出してしまう。その言葉を聞いたつかさは、「あまねのお願い かなえてあげるから」となだめるのだった。

つまりつかさは、兄弟の病気を治す代わりにここに来たのだ。あまねはつかさの兄であり、花子なのだ。自分がこの世界に来たことで、あまねが大人になり自由に生きていけると信じているつかさ。しかしあまねは弟を亡くしたことに苦しみ、13歳で亡くなってしまう。その事実を光から聞かされたつかさは、愕然とそこに立ち尽くすのだった…。

ネット上では「読むのしんどい…」「つらい現実を突き付けられたつかさのことを思うと泣けてくる」と、悲しみの声が。果たして今後つかさと花子はどうなっていくのだろうか。

(文=マルデガワ咲)

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