黒執事 179話 ネタバレ「その執事、報奨」セバスチャンが語る“特別なお客様”へのおもてなし? バルドがスティルルームで見たものとは!?

■深夜のファントムハイヴ家に来たのは…

傭兵業務以外の仕事

2021年8月18日に発売された『月刊Gファンタジー』9月号『黒執事』179話「その執事、報奨」。料理人の仕事に不平をもらすバルドへセバスチャンが語る覚悟の意味とは?

『月刊Gファンタジー』公式サイトより

料理の下拵えをしているバルドだったが、その作業に対しセバスチャンは「100点満点中3点ですよ」と辛い点数を下す。自分は傭兵として雇われたはずだと文句を言うバルドにセバスチャンは、“雇用契約書”には「傭兵業務以外にも仕事が発生する事は明記してあったはず」だと反論されてしまう。

厨房でそんなやり取りをしていると、メイリンがサムじいさんが食材を届けに来たと声をかける。食材を受け取りながら、セバスチャンはサムじいさんに村の様子を訪ねた。すると、チャーリーの旅籠に立派な馬車で急に5人以上もの客が来たり、酒屋では領主の酒の好みを聞かれたという。「領主様は酒は飲まない」と言われて客は驚いたと笑うサムに、セバスチャンは心付けを渡して帰すのだった。

スティルルームの隠し扉

サムたちを見送った後、セバスチャンはバルドにスティルルームの掃除を頼む。女性使用人の部屋をどうして自分にと尋ねるバルドにセバスチャンは、「あの部屋には特別なお客様へのおもてなしに使用される品が揃っています」と答えるのみだった。しぶしぶ部屋に行くバルドだったが、掃除の必要のない室内でふとした思いに苛まれてしまう。

その夜、バルドは屋敷内の足音に気づく。足音から人数は5人か6人で、コソ泥にしては数が多かった。銃を構えながら廊下の様子を伺うと、目の前にセバスチャンが現れ「すぐにおもてなしの準備を」と指示をする。「まさか……!」、昼間に頼まれた仕事を思い出し走り出すバルド。スティルルームで隠し扉を見つけ梯子を降りたそこには、数多の武器が置かれたファントムハイヴ家の“武器倉庫”があるのだった。

今月号を読んだファンからは「さすが、ファントムハイヴ家!」「この襲撃でファントムハイヴ家の使用人に対するバルドの態度も変わるのでは?」などのコメントが多く寄せられている。

深夜のファントムハイヴ家を訪れた“特別なお客様”にセバスチャンたち使用人はどのような“おもてなし”をするのか? 次号を待ちたい!

(文=ヘプノモヒカンGG)