ゴールデンカムイ 287話 ネタバレ「門倉の馬」ついに金塊を発見! やはりキーマンは門倉だった!?

■鶴見中尉が戦闘モードに入る中、ついに金塊が杉元たちの手に

強運の男・門倉が永倉と合流

2021年8月19日発売の『週刊ヤングジャンプ』38特大号に掲載された『ゴールデンカムイ』。第287話「門倉の馬」では、ついに金塊を発見する杉元一行が話題に。そして、鶴見中尉は戦闘に本腰を入れる。

漫画『ゴールデンカムイ』公式サイトより

走り出した門倉、キラウシ、マンスール。狙撃を心配するキラウシに、門倉は防風林からは離れているから当たらないと余裕を見せる。「すっげぇハエ飛んでんな」と手で払いのけるが、実はがっつり狙撃されている門倉に「ハエじゃないぞ門倉ッ」と思わず突っ込むキラウシだった。そして汽車で来た兵士たちを何とかやり過ごし、3人は無事永倉と合流する。永倉は、大規模な攻撃を躊躇する「種」を鶴見中尉に残したと言うが…。

一方、鯉登が差し入れた大沼団子を食べながら権利書の話を明かす鶴見中尉。ハッタリだと言う二階堂に、そうともいい切れないと、金欠だったはずの明治政府の奇妙な羽振りの良さを例にあげる。この権利書を破棄するため、金塊を餌に自分たちは利用されたのではと言う月島だが、「この目で確かめるさ」と鶴見中尉は五稜郭攻囲戦を宣言するのだった。

アシリパ、杉元、白石に降り注ぐ砂金

そんな中、ついに土方が金塊の暗号を解き明かす。掘り当てた先にあったのは、馬用の井戸。実は、門倉の入れ墨には「馬」という文字が入っていたが、この井戸の存在を知っているのはもう土方くらいだった。井戸を前に正気を失う白石を牛山に託し、杉元とアシリパが降りた先には大量の革袋が…! 早速革袋を引き上げようと、牛山が白石を手放した瞬間、井戸に飛び込む白石。その衝撃で空いた穴から3人の上に降り注いできたのは、紛うことなき砂金だった…。

読者からは「あ~ッとうとう金塊が… 感慨深い」「いざ金塊が見つかると本当に終わっちゃうという寂しさが…」と、いよいよクライマックスが近づく事を惜しむ声が。また、「門倉の刺青がちゃんと役にたって良かった」と一瞬無駄かと思われた門倉の刺青に言及する人もいた。次回、とうとう金を見つけた一行。鶴見中尉との奪い合いはいかに?

(文=マルデガワ咲)