ブルーロック 142話 ネタバレ「世界標準」目指すは世界一! ブルーロックに触発されて変わり始めたU-20
■対戦相手であるU-20にも届いたブルーロックの熱
伏兵エース閃堂のスーパーブロックからU-20が反撃
2021年8月18日発売の『週刊少年マガジン』38号に掲載された『ブルーロック』142話「世界標準」で、U-20日本代表は攻撃に転じた。蜂楽が華麗なドリブルから渾身のシュートを放つも、U-20の伏兵エース・閃堂が間一髪スーパーブロックを決めたのだ。

マンガアプリ「マガポケ」公式サイトより
「守って終わりかヘボエース!?」と閃堂にハッパをかける愛空。U-20はそのまま攻撃に転じる。「俺が日本サッカーを変える…!!」「目指すのは世界一…!!」と、これまで見せ場の少なかった閃堂の意識も明らかに変わり始めた。ブルーロックの圧倒的な熱量が対戦相手であるU-20にも届き、各人が覚醒し始めたのだ。
ボールは糸師冴に渡る。前回の攻撃で士道に驚異的なパスをあげ、ピンチに陥ったブルーロックの面々は当然士道へのパスを警戒していた。しかし、いまやU-20で「一番ゴールに熱い」のは士道だけではない。「正常なストライカーには平等」な冴は、前線を走る超健人と狐里輝にパスを送る。
U-20の猛攻を防ぎ切るブルーロック
2人の絶妙なコンビネーションから超がシュート。しかし、土壇場で玲王が現れヘディングでブロックを決める。セカンドボールは前線に戻ってきた閃堂に渡り、再びU-20のシュートチャンスに。「閃堂(おれ)の時代だ…!!」と渾身のシュートを放ったが、なんと凪と馬狼が頭からぶつかりながらもブロック。凛の前回の体を張ったブロックにより、ブルーロックの他のメンツもなりふり構わず守備に体を張っているのだ。
しかし、再びこぼれたボールは最悪にも冴のもとへ。潔がブロックに駆けつけるが、冴が選んだのはシュートではなく愛空だった。先ほどディフェンスに絡んだばかりの愛空がもう最前線にいることはさすがにブルーロックも読みきれず、またしても大ピンチに。元ストライカーでもある愛空の渾身のシュート。もはや勘で止めるしかなくなったブルーロックだったが、またしても凛がスーパーブロックを決める。
まさにエゴイストたちの一歩も譲らない展開に、読者の興奮も最高潮。「どっちが勝つかわからなくて熱い」といった声のほか、「今回で閃堂が好きになった」という声も多数見られた。
ブルーロックvsU-20日本代表の試合時間は残すところあと5分。最後の最後まで見逃せない試合展開は、今後も要チェックだ。
(文=松本メリコーン)