終わりのセラフ 105話 ネタバレ「斉藤とウルド」明かされるウルドと斉藤の過去! レスト・カーを揺さぶる新たな謎も!?
■斉藤の再登場に読者は悲鳴の嵐
囚われた斉藤はキ・ルクとレスト・カーを挑発!
2021年8月4日に発売の『ジャンプSQ.』9月特大号。『終わりのセラフ』105話「斉藤とウルド」では、レスト・カーに囚われた斉藤が久々に登場した。前号からの場面変更と、明かされた過去に悲鳴を上げる読者も多かったようだ。

TVアニメ『終わりのセラフ』公式サイトより
ウルドが数百年かけて開発したという檻に囚われた斉藤は、暇だからと言ってレスト・カーとキ・ルクを挑発して会話を試みる。しかし斉藤と戦うことに乗り気なキ・ルクに反して、レスト・カーは冷静で檻から出すことを反対する。対話の中でレスト・カーから「あなたのこと以外でウルド様の感情が動くのを見たことがありません」と聞かされた斉藤は、遠い過去の記憶を辿るのだった。
過去でウルドの元を去る斉藤
過去において、ウルドは真祖を追うために去ろうとする斉藤を引き留めている。真祖が第三位始祖の優秀な吸血鬼を連れていなくなった以上、高位の吸血鬼はウルドと斉藤だけだ。しかし力づくで止めようとしたウルドの両腕を斉藤は一瞬で切り落とし、無常にも去ってしまう。
ウルドに「お前を恨む」と言われても、「それが君の生きる理由になるんなら」と告げたことや「君を捨てたわけじゃない」と発言しているところから、斉藤の行動はウルドのためでもあるのだろう。
またも新たな事実が明かされたものの、前号が優一郎の正体が明かされるかもしれない展開だっただけに読者からは「前回の続きは!?」「ここで場面転換なんて!」といった悲鳴の声が。一方で斉藤がレスト・カーを挑発するために発した、なぜ第三位始祖のレスト・カーとクルル・ツェペシは置いていかれたのかという新たな謎に「また謎が増えた」と考察を深める声も上がっていた。
会話を終わらせた斉藤は、檻をあっけなく破壊してキ・ルク達に襲いかかった。果たしてレスト・カーたちは斉藤に勝ち、再び捕縛することができるのか? 次回の終わりのセラフにも期待したい。
(文=武雅ジャイジャイ)