なまいきざかり 131話 ネタバレ 諏訪の母親と対面する宇佐見!! 彼女の大きな愛に読者も感動

■大きな愛で諏訪を包む宇佐見に称賛の声!!

諏訪の母親に会うことになった宇佐見

2021年8月5日発売「花とゆめ」17号掲載『なまいきざかり。』131話。諏訪に頼まれ、彼の母親と会った宇佐見。彼への大きな愛情を見せた彼女に、読者も胸を打たれたようだ。

「花とゆめ」公式サイトより

諏訪の部屋で、彼宛の女性の手紙を見つけて動揺する宇佐見。しかしそれは諏訪の母親から来たもので、会って話をしたいという内容だった。そして宇佐見は諏訪に頼まれ、一緒に福岡の母親に会いに行く。これは結婚の挨拶なのではと妄想がふくらむが、諏訪から母親に会うのは16年ぶりだと聞かされて宇佐見は驚く。

諏訪が宇佐見を連れて行った理由とは?

料亭の部屋で母親と会った諏訪と宇佐見だが、気まずい空気がただよう。さらに服に飲み物がこぼれた諏訪が席を立ち、宇佐見と母親は二人きりになってしまうのだった。

静けさに耐えられず話を振った宇佐見。彼女は母親が再婚を考えていること、かつて息子を捨てた自分が幸せになっていいのか悩んでいることを知る。戻ってきた諏訪は、部屋の外でその話を聞いていた。

宇佐見は、諏訪のいいところを母親に明るく語り出す。「諏訪さんが生まれてきてくれてほんとよかったです…」と言う彼女に胸を打たれる母親。

その時、諏訪が部屋に入ってきた。自分は今幸せで、宇佐見がその証明だと語る諏訪。「俺はもう大丈夫です」と伝える彼に、母親は泣いてうなずいた。

母親との対面を終えた諏訪は、黙って連れてきたことを宇佐見に謝る。そんな彼に向かい「どんな匠望さんでもしあわせにしてあげますよ!」と笑顔で両手を広げる宇佐見。そして諏訪は彼女をぎゅっと抱きしめるのだった。

諏訪のどんな部分もまるごと受け止める宇佐見に、「宇佐見のいい子っぷりが大爆発」「諏訪さんも、宇佐見さんの前では素直になれるんだろうね」と読者も大絶賛。次回からいよいよ最終章に入る「なまいきざかり。」。この先も見逃せない。

(文=ターバン美津子)