キングダム 688話 ネタバレ「動きの勝負」尾平に預けたのはアノ人物の…? 2人でやっていた修行が信を救うのか!?

■剣に持ち替えた信の思わく

王騎将軍の矛

2021年8月5日に発売された『週刊ヤングジャンプ』36・37合併特大号『キングダム』688話「動きの勝負」。岳白の猛攻に押され気味の信が尾平を呼んだ理由とは?

週刊ヤングジャンプ『キングダム』特設サイトより

岳白に勝負を挑む信だったが、おかしな体術により劣勢を強いられてしまう。しかし、何かに気づいて尾平を呼ぶと、周囲は「尾平を行かせろ」と敵兵を押さえ道を作る。岳白の攻撃で飛ばされた信を受け止め、尾平は自分が呼ばれた理由を尋ねた。すると王騎将軍から譲り受けた巨大な矛を、「大事な矛だ 取られんなよ」と尾平に預ける信。信の言動に驚く尾平だったが、信は「漂からもらった政の剣がある」と言い、久しぶりに剣で戦い始めた。

あいつらは ずっとやってた

一方、森で乱戦中の亜花錦が目にしたのは敵の後軍の“本体”。あの軍に襲われたなら飛信隊はひとたまりもない。そう考えた亜花錦は時間稼ぎのため、敵軍に対し横撃をするよう部下へと指示をするのだった。

剣に持ち替えた信は、少しずつだが岳白の動きを捉えるようになる。岳白も巨大な武器を投げ捨て、部下に自分の月刀を持ってこさせた。月刀は自分の体術を最も活かすと語る岳白を前に、信は剣で戦っていた頃の感覚を思い出そうとしていた。「もっと前を―――」。「もっと 自由に」。

すると、ようやく信の剣が岳白に当たる。王騎将軍の巨大な矛で力が強化され、それにより速さが増していたのだ。独特な剣闘術と動きに驚く敵兵に、尾平は「動けるさ」と叫ぶ。なぜなら、それは幼い頃よりくり返されてきた、漂と信2人の修行の成果でもあったからだ。

今週号を読んだファンからは「漂は信に色々なものを残してくれたんだな」「今の信があるのは漂のおかげだし」と2人の絆を称賛するとともに、「亜花錦、やっぱスゲェー奴なのでは?」など影の功労者に対し称賛の声が集まった。

漂との修行で身体に刻まれた剣闘術と動き。信は漂からもらった剣で岳白を倒すことができるのか? 次号を心待ちにしたい!

(文=松本メリコーン)