ブルーロック 141話 ネタバレ「怪物夢中」ついに蜂楽が本領発揮! ブルーロック・イレブンは勝ち越しなるか

■潔と蜂楽のコンビで切り崩す

天然感覚のセンスでU-20を翻弄する蜂楽

2021年8月4日発売の『週刊少年マガジン』36・37号に掲載された『ブルーロック』141話「怪物夢中」で、ついに蜂楽が反撃に参戦。予想のつかない華麗なドリブルテクニックでU-20を翻弄する!

マンガアプリ「マガポケ」公式サイトより

前回、凛の献身的なディフェンスで冴を封じ、カウンターのチャンスを得たブルーロック・イレブン。後ろに下がった凛にかわり、ドリブラーの蜂楽が反撃に加わった。まさに千載一遇ともいえるチャンスに、抜群のコンビネーションで中盤を切り崩していく潔と蜂楽。これにはU-20側も「どれだけ攻撃の引き出しあんのよ」と驚きをかくせない。

ところが、ここに来てまさかの展開に。“潔を喰う”プレースタイルの馬狼が、なんと味方である潔からボールを奪おうとしたのだ。

せっかくのチャンスが台無しになるかと思われたが、ここは冷静に蜂楽がボールを奪って対処。ここから蜂楽の一人舞台が始まるのだった。

■ついに蜂楽がシュートを放つが……

「また俺の出番だ」と心躍る蜂楽の前に、U-20のディフェンダー、音留徹平と仁王和真が立ちはだかる。2人がかりのプレスで蜂楽を防ごうとするが、「くるくるシュポンで!」「ぎゅる! ぎゅる!」と完全に天然感覚のドリブルで華麗に抜き去ってしまった。

残るディフェンダーはあと1人。U-20のキャプテンで、鉄壁のディフェンスを誇るオリヴァ・愛空が待ち構えていた。潔や凪が蜂楽に呼びかけるが、「うっせぇ群集(モブ)共」とエゴ丸出しの蜂楽。鬼のようなフェイクで愛空を翻弄する。愛空はドリブルで抜いてくると読んでいたが、蜂楽が見せたのはまさかのシュートモーションだった。

この間合いでシュートを撃つのかと思いきや、蜂楽にとってはそれすらフェイント。大振りなシュートモーションからボールを思いっきり叩きつける「衝撃波怪物球上(スマッシュモンスターリフト)」でボールを浮かせ、ついに愛空を抜いたのだ。

まさかの大技に驚きを隠せない愛空。ついにGKとの1対1となり、「これが俺の“挑戦的集中”」と、「怪物夢中(モンスタートランス)」で華麗なボレーシュートを放った。

もはやゴール前には誰もおらず、完全に入ったと思われたが、そこになんとU-20のエースである閃堂が現れ、間一髪でゴールを死守。閃堂は、愛空の「世界の“逆”を突け」という言葉通り、逆をついてU-20の窮地を救ったのだ。

ゴールはならなかったものの、久々の蜂楽の大活躍もあって「エゴイストと怪物の共演が熱い!」「やっぱ潔と蜂楽のコンビだよね」と初期から読んでいるファンも大興奮。そして次号は重大発表があるとのことで、読者の期待はさらに高まるばかりだ。

(文=松本メリコーン)