今年のJリーグ優勝＆降格はどのチーム？昨シーズンの“順位予想答え合わせ”で今シーズンの“優勝しない”チームが見える！？

2018-03-07 Leave a comment

小ネタ

Jリーグの2018シーズンが開幕して早くも2試合が終了。まだまだ今後の順位は分からないが、様々なところで順位の予想が行われている。今回は、昨年解説者たちが予想した順位を振り返りながら、今シーズンの展望を見てみよう。

昨年スカパー！で放送された「2017 Jリーグ大予想特番」では、鈴木隆行、小村徳男、山口素弘、後藤健生、金田喜稔、福田正博の6人が2017シーズンの順位を予想した。

まず、トップバッター鈴木の予想は以下の通り。

1位：鹿島アントラーズ
2位：浦和レッドダイヤモンズ
3位：FC東京
4位：ガンバ大阪
5位：サンフレッチェ広島
6位：川崎フロンターレ
7位：サガン鳥栖
8位：ヴィッセル神戸
9位：大宮アルディージャ
10位：柏レイソル
11位：ベガルタ仙台
12位：セレッソ大阪
13位：ジュビロ磐田
14位：横浜F・マリノス
15位：清水エスパルス
16位：アルビレックス新潟
17位：北海道コンサドーレ札幌
18位：ヴァンフォーレ甲府

他の解説者たちは、小村が「鹿島・浦和・G大阪・広島・柏・川崎F・FC東京・横浜FM・大宮・神戸・鳥栖・磐田・C大阪・清水・仙台・新潟・甲府・札幌」の予想。

山口は「鹿島・浦和・G大阪・FC東京・川崎F・広島・神戸・磐田・柏・大宮・鳥栖・横浜FM・C大阪・清水・新潟・仙台・札幌・甲府」。

後藤が「浦和・鹿島・G大阪・広島・神戸・川崎F・大宮・横浜FM・FC東京・柏・磐田・C大阪・仙台・鳥栖・札幌・清水・甲府・新潟」の順位。

さらに金田は「鹿島・浦和・FC東京・川崎F・神戸・G大阪・C大阪・広島・柏・鳥栖・磐田・新潟・横浜FM・大宮・仙台・甲府・札幌・清水」と予想。

最後の福田は「鹿島・浦和・広島・G大阪・FC東京・川崎F・神戸・柏・C大阪・大宮・横浜FM・磐田・鳥栖・仙台・甲府・新潟・清水・札幌」の順位を発表した。

どの解説者も、J1の2016シーズンと天皇杯を制し、クラブワールドカップでは準優勝に輝いた鹿島アントラーズを2位以内と予想。逆に、降格争いにはJ2から昇格してきた札幌と清水、さらに2016シーズンで14位だった甲府が巻き込まれると予想する人が多かった。ちなみに2016年のJ2で札幌や清水よりも下位だったC大阪に関しては、ジーニアス・柿谷曜一朗などを擁する戦力の充実具合からか中位程度の予想が目立つ結果に。

結局、2017年のJリーグを制したのは川崎F。最終節まで鹿島と優勝争いをしていたため、鹿島上位との予想は当たっていたが、鹿島とともに優勝争い筆頭に挙げられていた浦和は7位に沈んでしまった。

下位と予想されていたチームでは、札幌が11位に躍進。降格したのは甲府、新潟、大宮の3チームという結果に。

「川崎・鹿島・C大阪・柏・横浜FM・磐田・浦和・鳥栖・神戸・G大阪・札幌・仙台・FC東京・清水・広島・甲府・新潟・大宮」という順位に終わった2017シーズン。川崎を最も上位に予想していたのは金田の4位だった。下位争いに関しては、甲府、新潟を“降格”と予想したのが鈴木、小村、後藤の3人。この中で大宮を一番低い順位で予想したのは鈴木と小村の「9位」予想だ。

今回の6人の中で、福田は今シーズンの予想を「サッカーダイジェストweb」に発表。上位3チームは「川崎F・鹿島・C大阪」と、2017シーズンの結果そのままという予想を立てた。ちなみに福田は2016シーズンの上位を「G大阪・浦和・広島・鹿島」と同サイトで予想し、結果は「鹿島・浦和・川崎F・G大阪」の順。

J1が2ステージ制だった2015年には1stステージの上位を「鹿島・浦和・G大阪」と予想したが結果は「浦和・FC東京・広島」の順だったので、なかなか上位チームを当てられていない福田。今回上位に予想された川崎Fの2連覇は危ういのかも。

2018シーズンは、第2節が終わった時点で“J1復帰組”の名古屋が1位。広島、仙台が同率の勝ち点で並んでいる。注目の川崎は1勝1分けで4位だ。まだまだ長いシーズンの中で、それぞれのチームがどれだけ事前の予想を覆してくれるか期待したい。