黒執事 178話 ネタバレ「その執事、説教」セバスチャンが教えるロースト・チキンの作り方! のどかなキッチンでバルドが思い出したものは!?

■ロースト・チキンのリベンジ

串を回すだけの犬?

2021年7月16日に発売された『月刊Gファンタジー』8月号『黒執事』第178話「その執事、説教」。セバスチャンの根気よい指導でバルドがロースト・チキンのリベンジをすることに!

『月刊Gファンタジー』公式サイトより

前回は自分の説明不足もあったとしながら、まさかローストすら満足に出来ない人間がいるとはなど皮肉を込めるセバスチャン。下拵えから調理まで丁寧な説明をした後に「串を回すだけなら犬にでも出来ます」とバルドを煽り、実際に少し前まで犬を使った仕組みがあったことを教える。

とは言え、現在では“自動焼串回転機”が主流となっており、それを知ったバルドは「自動で回せんならソレ使わせろよ!」と叫ぶも拒否されてしまう。

バルドの記憶

バルドがローストを始めていると、セバスチャンを探しにキッチンへと飛び込んできたフィニ。自分の横で火に当たるフィニの姿を少年と重ねていると、今度はメイリンが現れ2人連れだって行ってしまう。その後ろ姿を見送るバルドは、兵士ではない自分が女性と少年を見つめていた頃を思い出していた。

だが、少年は炎に包まれた家の中で血を流しながら死んでおり、扉の前で立ち尽くしていたバルドは…。「バルド!!」セバスチャンの声で我に返ると、自分の手元が燃えていることを知らされる。そして、今回のロースト・チキンもリベンジならず、黒焦げをどう無駄にしないか悩むセバスチャンだった。

今月号を読んだファンからは「これはバルドの奥さんと子供で間違いないだろう」「子どもは殺されてしまったのか…、すると奥さんはどこに?」などのコメントが多く寄せられている。

少しずつ判明していくバルドの過去。記憶の中の少年と女性に一体なにが起きたのか? 次号も見逃せない!!

(文=ヘプノモヒカンGG)