みにあまる彼氏 71話 ネタバレ 酔っぱらった春希母から意外な本音が!?
■想いを伝え合って一層絆が深まった2人
意外な春希母の本音も…。
2021年7月20日に発売された『マーガレット』16号に掲載されている、『みにあまる彼氏』71話。前回の70話では、駆け落ちを実行した2人。駆け落ち先の海で春希のいろはへの気持ちを聞いているうちに、不安や自分のせいで春希を苦しめているという気持ちから涙を流してしまったいろは。春希の反応は…。

集英社コミック「S-MANGA」公式サイトより
春希の前で思わず泣いてしまったことを後悔するいろは。春希に「落ち着いた?」と声を掛けられ言い訳をしながら後ずさると、海に片足を突っ込んでしまう。潮が満ちてきており、気がつくとさっき2人で作った砂のお城が流されてしまっていた。
ショックを受けるいろはに、春希は「形あるものはいつか壊れるよ」と声を掛ける。いつか自分たちもなくなってしまうような言い方にいろはは激怒。“私は絶対諦めるようなことは言いたくない!”と言ういろはの頭を撫でながら“俺も諦めていない。壊れたらまた作ろう”と言う春希。春希母に壊された指輪をいろはがまた作ろうと言ってくれたことが嬉しかったようだ。
いろはは能天気でバカな自分が嫌というが、そういうところに何度も救われていると言う春希に、いろはは自分もちゃんと春希に返せているということに気づくことが出来た。
春希の母への見方にも変化が?
いろはの携帯に優助から電話がかかる。春希母が大変な状態だから急いで帰って来いという内容だった。状況が読めないまま急いで戻ると、そこには陽気に酔っぱらった春希母が。
優助が大人同士で話し合うため自宅に呼び、そこで酒を勧めたところ一口で潰れてしまったとのこと。いろはにも優しく、春希の頬にキスをしたりといつもと様子が違いすぎる春希母を連れて帰る算段をつけていると、春希母は突然泣き出し「指輪ごめんね…」と涙を流しながら今までのことを謝るのであった。
春希母は春希父が当直をしている病院に連れて行くことに。泣き疲れた春希母を寝かし、廊下でいろはと話していると春希は「初めて母さんが普通の人間に見えた」と呟く。そんな春希にいろはは嬉しそうに微笑えんだ。
2人の絆が深まった71話に対して、ネット上では「壊れたらまた作ればいいって名言」「叔父さんが優しすぎて泣く」などのコメントが寄せられている。
春希母の本心も聞くことが出来たことで、関係性は大きく変わっていくのだろうか。次号に期待しよう。
(文=ささがき400)