暁のヨナ 211話 ネタバレ「これが性分」民のために地の部族領に残ったハクの男気に歓喜の声!!
■不安が広がる金州でハクが立ち上がる!
提案を受け入れるヨナ
2021年7月20日発売「花とゆめ」16号。『暁のヨナ』211話「これが性分」では、ヨナの強い覚悟とハクの困っている人を放っておけない性格が露わになった。

アニメ「暁のヨナ」公式サイトより
ケイシュク参謀から、万が一のときには高華国全軍を率いるようにと告げられたヨナ。ヨナは、その提案を受け入れることにする。了承したことに驚くケイシュクに対し、「政に関わる覚悟を決めたから」とヨナは答えた。戦場には行くが、スウォンとヨナが婚約したと思われるのは嫌だと答えるジェハやシンアたち。みんなが信じてくれるなら平気とヨナは伝える。
話が終わり、帰っていくケイシュク。ヨナとキジャは、疲れが見えるケイシュクを案じる。ヨナはハクやユンのことを心配し、先ほど見た不吉な夢のことを不安に思うのだった。
戦うことに決めたハク
地の部族領・金州。ハクは、グンテ将軍の負傷で混乱する地の部族兵たちの姿を目にする。そんなハクの元にユンがやってきた。ユンは、グンテ将軍の意識は戻らず、地心城の医務官にまかせることを伝える。そして明朝、阿波へ出発して千樹草を緋龍城に持ち帰ることに決めた。しかし、2人は地の部族兵のことが気にかかる。
翌朝。不安そうな民や負傷した兵たちの間を、カルガンは暗い表情で歩いていた。出発するハクとユンに気づき、駆け寄っていくカルガン。しかしカルガンの頭をなでてハクとユンは行ってしまう。そのとき「敵襲―ッ」との声が…。
南戒から以前の倍以上の敵が攻めてきたのだ。混乱に陥る地の部族領。それを見たハクは、「ユン君 独りで阿波行ける?」と聞いた。ユンは「俺は天才美少年なんだから」と答え、一人阿波へ行くことにする。壊滅寸前の地の部族軍。そこへ大刀を持ったハクが現れ、敵をなぎ倒す。そして、空の部族軍の新米兵士として、南戒と戦うことを宣言した。
ヨナがケイシュク参謀の提案を受け入れたこと、ハクが地の部族領に残ったことを受けて、読者からは「あの2人ならそうするのもわかる」「ヨナもハクもかっこいい!」との声が上がった。『暁のヨナ』211話は、まさに2人の性分が表れた回と言えるだろう。高華国のために奮闘するヨナたちからますます目が離せない!
(文=ターバン美津子)