ブルーロック 139話 ネタバレ「シンクロ」残り15分! さらにギアを上げる天才・糸師冴に凛はどう喰らいつく?

■お互いにゲームの主役を目指す潔と凛

さらにギアを上げる天才・糸師冴に対抗する手段は!?

2021年7月21日発売「週刊少年マガジン」34号掲載の『ブルーロック』139話「シンクロ」で、ブルーロック・イレブン対U-20日本代表の試合は残り15分、3-3の同点からリスタートを切った。

マンガアプリ「マガポケ」公式サイトより

本来ブルーロック・イレブンの支配者は糸師凛だったが、いつの間にかすべてのプレーに潔が絡んでおり、潔が試合の中心となっていることに気づく。一方で潔は、ブルーロックの中心が凛であることに変わりはないと冷静に分析していた。

各プレイヤーの“夢中の連鎖”によって同点弾となる馬狼のスーパーゴールが生まれたが、それはあくまで再現性の低い成功体験。ブルーロックが次に目指すべきは、同じゴールの形を再現するのではなく“夢中の連鎖”という現象そのものを再現すること。それこそがブルーロック・イレブンに求められる「自分だけの挑戦」なのだ。潔と凛、お互いが「自分だけの挑戦」に向かい、自分が主役になることこそが次の得点の鍵だと気づく。

試合はU-20のオフェンスからリスタート。ディフェンスを引き締めるブルーロック・イレブンだが、ここにきて天才・冴がさらに一段階プレーレベルを引き上げ、超絶テクニックでブルーロックのディフェンスをかいくぐる。

凛は冴を超えるために“シンクロ”できるのか

圧倒的な実力を見せつけながら、まだ本気を出していなかった冴に絶望すら感じる展開に。そんな中、冴に置き去りにされた過去の感情を思い出す凛。悲劇の感情に飲み込まれそうになるも、兄弟で同じ血が流れている以上、兄にできて自分にできないことはないと吹っ切る。

再度自分を変えると決意した凛は、兄である冴に“シンクロ”し、冴の視点ならブルーロックをどう壊すか模索し始めたのだ。

実力は証明しながらも、天才である冴に圧倒されていた凛が覚醒を予感させる展開に読者からも応援の声が殺到。「めちゃくちゃアツい」「冴を超えられるのか?」といった声のほか、「まだ本気出してなかった冴がバケモノすぎる」などの声も多く見られた。

リスタートを切ったものの、全く先の結末が読めない試合展開。凛は冴を超えられるのか、そして潔と凛は最終的にどちらが主役になるのか。今後の展開がますます気になるところだ。

(文=松本メリコーン)