僕のヒーローアカデミア 319話 ネタバレ「友だち」駆けつけるA組… 友情はデクを救えるか!?
■暴走するデクを止めようと立ち上がる級友たち
手紙を受け取ったA組だったが…
2021年7月12日発売の「週刊少年ジャンプ」32号に掲載された『僕のヒーローアカデミア』319話「友だち」。爆豪率いるA組メンバーがデクを救うため立ち上がる!

『週刊少年ジャンプ』公式サイトより
デクが雄英を離れて数日後、手紙を受け取ったA組生徒たちは、寮の1室に集合していた。「デクはエンデヴァーたちといる」「A組に手紙を届けたのはオールマイト」「デクとオールマイトは組んで動いてる」と手紙を破り捨てながら断言する爆豪。ホークスもベストジーニストもエンデヴァーも電話に出ず、隠し事をしているとしか思えないと判断したのだ。デクとオールマイトをよく知る爆豪は、考え得る最悪のパターンだと拳を握りしめる。そんな爆豪を見て、麗日は「エンデヴァーって雄英卒だよね」「強引に行こう」と提案した。
数日後、校長を介して呼び出されたエンデヴァー。燈矢を一緒に止めると言いながら自分を無視したことを問い詰め、さらに「デクとオールマイト2人にしてるだろ」と畳みかける轟にエンデヴァーは黙り込む。その様子を見た爆豪は、自分を勘定に入れないデクと、同じように平和の象徴になりデクを止められないオールマイトは「2人にしちゃいけない奴等」だと叫ぶ。そして、飯田を筆頭に、A組は「デクと共に行動する」「友人が茨の道を歩んでいると知りながら明日を笑う事はできない」と宣言。
校長は、デクも合格通知を出した以上は雄英が守るべき生徒だと言い切り、反対するエンデヴァーを制してセキュリティ“雄英バリア”の存在を示唆。同じく雄英で育ったオールマイトと共に、「連れ戻してあげておくれ」とA組に頼むのだった。
デクとA組が衝突する
そして、シーンは現在へ。A組はダツゴクにやられかけていたデクを救出していた。「大丈夫だから心配しないで離れて」というデクに、「てめェ~は今笑えてンのかよ?」と問う爆豪。ボロボロの姿で、「笑う為に、安心してもらう為に… 行かなきゃ」と立ち上がるデク。とてもヒーローとは思えぬ姿で「どいてよ」と言うデクに、A組は正面から立ち向かうのだった。
読者からは「緑谷出久を一番わかってるのが爆豪勝己ってのが最高」「幼なじみ泣ける」と、何かとぶつかり合って来た2人がここにきて見せる友情に盛り上がる声が。また、爆豪が冒頭で破り捨てた手紙の文字が「たすけてかっちゃん」に見える事もSNSで話題になっている。
A組はデクを救う事ができるのか? 次回、級友との衝突の行方は…。
(文=ベジナハモッチ)