終末のワルキューレ 49話 ネタバレ「冥界の伝説」三度その姿を変えた零福! 第六天魔王の出現に釈迦が視たものとは!?

■三度の変化は第六天魔王・波旬

本来の姿となった零福が幸せに

今号は嬉しい2本立て! 2021年6月25日に発売された『月刊コミックゼノン』8月号の『終末のワルキューレ』第49話「冥界の伝説」では、釈迦に敗北した零福が三度その姿を変えていく。

アニメ『終末のワルキューレ』公式サイトより

釈迦との殴り合いを経た零福は地面へと倒れてしまう。すると、黒かった髪の色と共に零福は本来の姿に戻っていった。釈迦との戦いで幸せを感じた零福は「もう一度信じてみるよ…」と語り、自分がやりたかったことや幸せにしてあげたかった人、そして自分自身を好きになれるようにと決意する。

ところが零福の側頭部で浮いていた角から突起物が現れ、そのまま頭へと突き刺さってしまう。「零福ちゃん!?」、零福の身に起きた異常に気づく釈迦。一方、角に侵された零福の体からは、2匹の龍が現れるのだった。

狂戦士の出現に釈迦は何を視る?

突然の出来事に、釈迦は呆気にとられてしまう。すると、2匹の龍は零福めがけて降下。「釈…迦……助け…」、零福を巻き込んだまま激しい回転を始め、うろこ状の球体を形成するのだった。

衆人観衆が見守る中、零福を取り込んだ球体は「ドクン… ドクン…」とまるで生き物のような鼓動を繰り返している。すると、表面に亀裂が入り、膜を突き破りながら何者かの両腕が姿を現すのだった。

瞬時にその場から飛び退いた釈迦だが、それは未来視の力で“未来(さき)が視えた”からではなく――。

――何も、視えなかったからに他ならなかったのだ。

その頃、神側闘士であるベルゼブブは、三度その姿を変えた零福を眺めながら「へぇ…」「あれがこうなるのか…」と興味深げに眺める。球体を壊し、釈迦の前に現れた禍々しい“それ”は、第六天魔王・波旬(はじゅん)であったのだ。

ネット上では「あれ? 確か織田信長も第六天魔王だった気が」「これってベルゼブブの陰謀なのか?」と波旬の登場に驚く声や、「零福ちゃん、やっと幸せになれたのに」など零福の安否を気遣うコメントが寄せられている。

冥界伝説の狂戦士である第六天魔王・波旬の出現に釈迦はどのような戦いを挑むのか? そして零福の安否は!? 次回の戦いも見逃せない!

(文=マルデガワ咲)