魔入りました! 入間くん 211話 ネタバレ「親しき仲にも」リードとアリスが対決!? その理由とは?
■リードとアリスがまさかのゲーム対決!
アリスがゲーム対決を申し込んだ理由とは?
2021年7月8日に発売された『週刊少年チャンピオン』32号。『魔入りました! 入間くん』211話「親しき仲にも」ではリードとアリスのゲーム対決が繰り広げられ、アリスの過去や心境が明らかに。彼が抱えている想いとは一体どのようなものなのか。

アニメ『魔入りました! 入間くん』公式サイトより
ご機嫌な様子で廊下を歩くリード。するといきなり同級生であるアリスに声をかけられる。鋭い眼付きで「私と決闘しろ」と言われリードは震え上がるが、それは肉弾戦ではなくゲーム対決の申し込みだった。
結果は、リードの16連勝。アリスは負けじと再戦を申し込むが、リードの提案で休憩を挟むことになった。ゲームに悪戦苦闘するアリスを見て、リードは様々な思いを巡らす。
「なんで急に僕とゲームなの?」とリードは疑問をアリスにぶつける。すると新発売のゲームで入間と遊ぶ約束をしているから、それまでにゲームの腕を上げなければならないのだと答えるアリス。状況を飲み込んだリードは、ゲームのコツを伝授していく。
リードから見たアリスの姿
ゲームに不慣れな様子のアリスを見て、アリスの幼少期について尋ねるリード。アリスは物心ついた頃から“優秀”と呼ばれ、周りからは尊敬の目を向けられていた。しかし多くの時間を鍛錬に費やしており、友人は少なく一般的な娯楽に触れてこなかったのであった。
その話を聞き、リードは「アリスは一般的な感覚(ノリ)が知りたいのか」と指摘をする。一度は勢いよく否定するアリスだが、ゆっくりと否定を取り消す。アリスは「名家の嫡男として、イルマ様の側近として恥ずべき行為はできない」と言う。さらに自分がもし庶民の生まれだったらもっと自由に近い距離で話せたのでは、という心情も吐露した。
それに対して「僕らから見たらアズアズって結構普通の子だよ?」と鋭い発言をするリード。学年首席の美形で当初は孤高の存在であったアリスだが、友人でいる入間やクララと一緒にいるときはただの元気な同級生に見えると言う。そして「もっとはっちゃけちゃっていいんじゃない?」「学生なんだからさ」とアドバイスを送った。
後日、入間やクララとゲームの話題で盛り上がるアリス。そして勇気を出して、ゲーセンへの寄り道や買い食いを提案するのであった。
ネット上ではリードの観察眼の鋭さに賞賛の声が上がっていたが、アリスが今後どのような成長を見せてくれるのかにも注目していこう。
(文=マルデガワ咲)