ワールドトリガー 210話 ネタバレ「遠征選抜試験8」三雲はピンチをどう切り抜ける? 気になる運営の評価も明らかに
■シャッフルされた試験の理由とは? 上層部・A級審査官の評価に迫る
三雲、痛恨のトリオン切れ!
2021年7月2日に発売された『ジャンプSQ.』8月特大号の『ワールドトリガー』210話「遠征選抜試験8」では、特別課題に取り組む中で三雲のPCに異変が起きた諏訪7番隊は大慌てしていた。

『ジャンプSQ.』公式サイトより
突然つかなくなった三雲のPCだが、壊れたかのと思いきや、なんとトリオン切れ。部屋のトリオンを2回もチャージしてしまったため、三雲はトリオンを使い果たしていたのだ。朝には回復しているという諏訪だが、あと8時間もあるのにと苛立つ香取。諏訪がどうするか問いかけると、三雲は「なんとかします」と即答し、通信デバイスのカメラを使って隠岐の問題を撮影させてもらうことに。今日中に手書きで問題を解き、翌日朝イチで打ち込む作戦に出た。三雲の対応に感心する諏訪と隠岐。なんとかピンチを切り抜けた諏訪7番隊だった。
運営の評価はいかに
一方、全部隊の回答が出揃った運営本部では、城戸・唐沢・根付・忍田が意見を交わしていた。全体的に優等生な回答が多いが、王子2番隊の生駒の意見など面白いものもある。
議論の過程で出た意見も確認すると、審査官の評価が集中しているのは「将来のボーダー幹部や隊長候補の試験」という意見や、「データ収集の場」という意見。根付が特に注目したのは染井で、各隊員が現場で得たノウハウの顕在化、そして審査側のA級隊員がB級をどう評価するかといったデータを今後の育成に応用したいのではという意見を出していた。提出候補からは取り下げられたものの、実は7割くらいは正解だったこの意見に、染井も幹部候補にしてはと言う唐沢だった。
また、「隊員が死亡して部隊の再編成が行われた場合を想定」という意見を出した空閑とヒュース。A級審査官5人のプラス評価と1人のマイナス評価を受けたこの意見は、ネイバーらしい切り口だと根付は言う。
さらに、三雲のトリオン切れにも忍田が言及。すぐに対策したところに評価点を入れた審査官がいるも、このくらいは当たり前だと言う根付。そして「提出されたもの」が対象という本課題の採点に早速取り掛かる上層部だった。
「期待できそうな人にはすごく目をかけてるな、唐沢さん」「ゆーまとヒュースの意見を評価してる嵐山にひぇぇってなんてる」とB級隊員への評価にドキドキする読者も多い中、三雲を評価されて微笑む唐沢にも注目が集まっていた。
1日目の任務が終了する中、初日最下位となった諏訪7番隊。次回挽回できるのか?
(文=トコロドコロ島本)