ワンピース 1017話 ネタバレ「号令」20年越しの伏線回収にファン歓喜! そして大パニックの鬼ヶ島

■ルフィ不在も大混戦! そして驚きの事実が…?

お玉の「号令」に鬼ヶ島は…

2021年6月28日に発売された「週刊少年ジャンプ」30号。『ワンピース』1017話「号令」で新たに明かされた新事実に読者が騒然としている。

『週刊少年ジャンプ』公式サイトより

ライブフロアでメッセージを届けようとしたお玉。しかしクイーンに威圧され気を失っていた。一方4階ではジンベエが幹部たちを、フランキーが部下たちを押さえ、イヌアラシはジャックと相対するも苦戦を強いられていた。そしてライブフロアの笑う者達(プレジャーズ)と待つ者達(ウェイターズ)の裏切りも露見し、いよいよ八方塞がりに…。

何とか気を取り直したお玉が「きびだんごを食べたお友達~!」と、自身の能力で仲間にしたメンバーに呼びかける。懸命に蘇生措置を施されるルフィに、落下するも何とか無事だったモモの助。そんな2人と共に「カイドウをやっつけてけろォー!!」というお玉の号令で、きびだんごを食べた百獣海賊団メンバーは続々と寝返り、鬼ヶ島中がパニックになるのだった。

このパニックがお玉の仕業だと気づいたクイーンは攻撃をしかけるもサンジが登場。その後ろでチョッパーは、ランブルボールの副作用で小さい上にヨボヨボになる「ベビジジーチョッパー」になりながらも、ゾロの手当てを行っていた。一時的に超回復ができるが、後で倍苦しむというゾウの薬の説明をミヤギから聞いている中、気がついたゾロは「今戦えなきゃ意味がねェんだよ…!」とその薬の投与を頼む。

フーズ・フーは元CP9!? 明かされる新事実

一方、裏切った幹部が去り、残ったフーズ・フーと相対するジンベエ。しかしフーズ・フーが繰り出す技は、全て“政府側”の「六式」だった。そう、フーズ・フーは、政府の諜報機関“CP9”の元メンバーでありながらも投獄されていたメンバーだったのだ。

「12年前のたった1度のミス」で投獄されていたというフーズ・フー。そのミスとは、12年前政府の船で護送中だった悪魔の実が奪われたこと。そしてその時の悪魔の実こそが、なんとルフィの「ゴムゴムの実」だったというのだ…!

この史上最大級の伏線回収に、読者からは「1話の伏線がまさか1017話で回収されるとは」「シャンクスが奪った『敵船』が『政府の護送船』だったのか…」「20数年越しの伏線回収になるとは誰も思わないよ」と驚きの声が。また、シャンクスが片腕と引き換えに守りたかったのはルフィなのか、はたまたゴムゴムの実だったのか、と考察が白熱し、Twitterでは一時「ゴムゴムの実」と「シャンクス」がトレンド入りした。明かされる新事実に、さらに加速する戦い。今後の展開に目が離せない…!

(文=ターバン美津子)