アシガール 第111話(第百九戦)ネタバレ「タイムスリップ」した天丸とじいが現代に? 唯の生存を信じる清永に信長は…!?

■黒羽城から脱出した天丸と天野!

孫との対面

2021年6月28日に発売された『ココハナ』8月号の『アシガール』第111話(第百九戦)では、起動スイッチ2号により天丸と天野が脱出に成功する。

『ココハナ』公式サイトより

夜空に満月が浮かぶ現代。就寝中だった唯の母親が赤ん坊の泣き声に起こされ、隣りで寝ていた父親が外へと様子を見に行った。すると、天丸を背負った天野が、父親を地面へと組み伏してしまう。驚いた母親が悲鳴を上げると、駆け付けた尊と面識のある天野は2人が“唯之助”の両親であると知り謝罪する。

闖入者の正体が天野だと知った母親は「唯と若君の赤ちゃん… じゃないの?」、背負われていた赤ん坊が久永であることに気づいた。

唯の状況にショックを受ける両親

駅前で買って来たミルクを飲む天丸の姿を眺める唯の両親は、「将来はイケメン」「なーんて可愛いんでしょー」とデレデレ。そんな2人の様子に天野は「天丸君の祖父母殿に違いないようじゃ」と安心する。

ここに至るまでのいきさつを聞かされた唯の両親は「絶体絶命じゃないか!!」「それで唯は!?」とショックを受けてしまう。「唯は… 子だくさんで… 長生きするん… だよね?」。天野の話を聞く限り唯が生き残れるとは思えない尊と両親だった。

一方、燃え盛る黒羽城の前で待つ御月清永に織田信長は、「奥方のことはあきらめよ」と未練を断ち切らせようとする。しかし清永は「必ず生きて戻ります」と唯の生存を信じており、信長もしばらくは見届けることにした。

ネット上では「少女ではなく赤ん坊とじいさんが時をかけた!」といった声や、「唯の両親、孫との初対面がこんな形でさぞ驚いただろうに」「夜中に不審者が来て娘の危機を知るなんて不幸過ぎる」などのコメントが寄せられている。

天丸と天野を現代へと無事に逃がすことに成功させるも、唯の消息は不明のまま。果たして、唯の無事を信じる清永の思いは届くのか!?

(文=松本メリコーン)