ゴールデンカムイ 283話 ネタバレ「神の刺青」ソフィア合流! 刺青の新たな鍵が明かされる!?

■迎撃準備と金塊捜索! 土方の刺青も明らかに

ソフィアの決意… そして全ての役者が五稜郭へ

2021年6月17日発売の『週刊ヤングジャンプ』29号に掲載された『ゴールデンカムイ』第283話「神の刺青」。籠城戦を決意した杉元一行。ソフィアという戦力も合流し、戦闘準備はいよいよ佳境に…!

漫画『ゴールデンカムイ』公式サイトより

決戦の地・五稜郭の戦いについて思案を巡らせる一行。五稜郭が星の形をしている理由は「戦うため」。全方位に死角を作ることなく攻撃できる、戦闘に特化した城郭、それが「五稜郭」なのだ。しかし、このままでは駄目だと杉元は指摘。「新しい時代の戦争を経験した人間は分かっているな」と土方は答える。ソフィアたちが来るまでの6時間、戦闘準備と金塊の捜索を並行して行うことに。

一方、ソフィアたちパルチザンが本当に協力してくれるのか半信半疑な杉元と白石。しかし、アシリパは「ソフィアを信じていいと思う」と断言する。当のソフィアは、小樽で待っていた120人の仲間を引き連れ午後の列車で函館に向かっていた。

同志ウイルクと同志ユルバルス、どちらの遺志も無駄にしないことを宣言し「ついて来るか決めてくれ」と仲間に問うソフィア。同じ車両には秘密裏に乗車していた尾形、札幌停車場では案の定待機中の汽車を利用し向かう鶴見中尉、その最後尾の貨物列車に乗り込むヴァシリが。全ての役者が徐々に函館に集まろうとしていた!

ついに脱いだ!? 土方が持つ金塊への新たな鍵とは

兵糧庫の中を必死に捜索する白石・杉元。杉元は未だ堀に隠したという説を捨てきれずにいたが、白石は「でもジジイが『ここ掘れわんわん』って」と土方が兵糧庫にこだわっていることを明かす。土方が何か確信していると踏んだ杉元は「情報は全て共有しろ!!」と迫る。

おもむろに服を脱ぎだす土方が杉元たちに見せたのは、「神」という文字が彫られた自身の刺青だった。そう、土方に彫られた神の文字の刺青は、暗号を説いたときちょうどこの兵糧庫に重なっていたのだ。「ここに必ず何かが埋まっている」と土方が断言すると同時に、ソフィア一行もいよいよ五稜郭へ到着するのだった。

ついに明らかになった土方の刺青だが、読者からは「ついにジッジが脱いだ!」「ガードの固かった土方もついに…」と、刺青そっちのけで土方の脱ぎっぷりに注目が集まっている。戦力、そして新たな刺青人皮のキーワードも出そろった杉元たち。迫りくる鶴見中尉を出し抜けるのか?

(文=マルデガワ咲)