アオアシ 258話 ネタバレ「大いなる一手」エスペリオンの反撃開始! 均衡は打ち破れるのか?
■青森星蘭の攻撃の足が止まったのをきっかけに得点を目指す
青森星蘭を止めた理想の守備とは…
2021年6月14日発売の『ビッグコミックスピリッツ』28号に掲載された『アオアシ』第258話では、青森星蘭VSエスペリオンの後半戦が描かれた。

「ビッグコミックBROS.NET」公式サイトより
エスペリオンに襲いかかる青森星蘭のハイプレスの攻撃。しかし青森星蘭がどんなに攻めても崩せない1年生の連携、さらにゴール下には幅広い視野と守備力を持つ3年の志村がいる。青森星蘭は足を止めざるを得なかった。
福田監督の考える守備の理想とは、「ディフェンダーの能力が高い」と言わせるだけではない攻める方法がないと思わせることこそが守備の理想だ。青森星蘭の足が止まったことをきっかけに福田監督が攻撃の合図を出す!
しかしエスペリオンは後半にディフェンダーを2人投入するなど、ディフェンスを重視した選手起用。誰が攻撃の起点となるのか? そこで福田監督が走らせたのは、誰もが驚くこれまで攻撃の起点にもなったことがないディフェンダーの冨樫だった。
冨樫慶司がこの時のために練習してきたもの
冨樫は、体幹と高さを持ったディフェンダーだ。相手からボールを奪うことはもちろん、ボールキープも得意としている。しかし、ワントップとして攻撃するにはそれだけでは足りない。
冨樫がこの日のために準備してきたもの、それは葦人と自主練を重ね、葦人に引っ張られて身につけた「視野」だった。そしてその視野を活かして、高杉にラストパスが通った。
冨樫からのラストパスを受けた高杉! 果たして得点に結びつけることができるのか? 次回に期待したい。
(文=松本メリコーン)