ゴールデンカムイ 282話 ネタバレ「一刻」迫り来る鶴見中尉の恐怖に杉元一行大パニック!
■第七師団の追手襲来! 金塊はどこへ?
猶予はあと半日… 慌てる白石に癒される読者たち
2021年6月10日発売の『週刊ヤングジャンプ』28号に掲載された『ゴールデンカムイ』第282話「一刻」。悠長に構える白石の背後に迫っていたのは、鶴見中尉の部下だった。

漫画『ゴールデンカムイ』公式サイトより
鶴見中尉の部下と遭遇した杉元たちは、即戦闘開始。そんな中で兵士が持っていた鶴見中尉からの電報を発見する。「大至急五稜郭へ」という内容に、鶴見中尉も暗号が解けたと悟り顔色が変わる一行。汽車の時間を考えると丸一日は余裕があると踏む永倉だが、杉元は鶴見中尉が汽車の時間を守るとは思えないと判断する。
もはや一刻の猶予もないと慌てて捜索を始める白石。しかし土方は金塊を埋める場面を見られないように、建物の床下に隠したのではと兵糧庫を優先して探すことを提案。一方でお堀に放り込んだ方が早いと言う杉元や井戸もあり得ると言う都丹に、捜索は大混乱となってしまう。
皆の発言に振り回される白石とそれを「落ち着け」と諭すアシリパの様子には、読者から「白石可愛い」「パニックぶりに笑う」「アシリパさんが支えてるの愛おしい」といった声があがっていた。
見つからない金塊、運べない金塊。そして籠城戦へ…?
金塊捜索が難航する中、そもそもウイルクたちが何度も往復して隠した金塊を持ってどうやって逃げるかという疑問を投げかけるアシリパ。1200袋と言われる金塊を乗せるには、荷馬車の手配に行った門倉たちが少なくとも90台探してこないと運べない。
「こりゃ詰んだな…」と黙る一行に、杉元は「ここに籠城して奴らを迎え撃とう」と提案する。第七師団相手に? と問う白石だったが、杉元は土方が手を打っていることに気付いていた。実は午後の汽車では、ソフィア率いる百戦錬磨のゲリラたちが向かっていた。そして土方は、さらに自分たちには大きな強みがあると言う。土方が五稜郭で戦うのは今回が2回目。土方は「ここでの戦い方をよく知っている」のだった。
自信たっぷりの土方とアツい展開には、読者からも「土方さん痺れた」「格好良すぎて声にならない悲鳴がでちゃた」とわくわくする声が。杉元提案の籠城戦は吉と出るか凶と出るか? いよいよ鶴見中尉との対決が始まる!
(文=マルデガワ咲)