僕のヒーローアカデミア 315話 ネタバレ「綺麗事」疑似100%! ヒーローとしてのデクの覚醒に感動の声

■オールマイトを疑似100%! レディ・ナガンを圧倒するデク

新たな個性が明らかに!

2021年6月7日発売の「週刊少年ジャンプ」27号に掲載された『僕のヒーローアカデミア』。315話「綺麗事」では、成長を遂げたデクのヒーローらしさに賞賛の声があがると共に、新たな個性にも注目が集まっている。

『週刊少年ジャンプ』公式サイトより

レディ・ナガンとの戦闘もクライマックスを迎える中、ビルの影から突然治崎が飛び出し動揺するデク。治崎は組長に会うことと引き換えに、標的の確認要員として連れてこられていたのだ。飛び出してきた治崎目掛けて、レディ・ナガンは発砲。己の過失で死なれることはヒーローが嫌がることだと判断し、デクの思考を増やして判断を迷わせるという手を打った。

しかし、デクはオールマイトの「鉄砲よりも速く駆けつける」スピードを疑似100%で発動! 一定の動作を繰り返し運動エネルギーを蓄積・放出するOFA3代目の個性「発勁」、OFA45%、そして遠心力の力で、弾に追いつき治崎を守ってみせた。個性を矢継ぎ早にスイッチし、処理が追いつかなかったことを踏まえてOFA、黒鞭、発勁に絞ったデク。さらに疑似100%マンチェスタースマッシュを炸裂、レディ・ナガンの銃身を砕いたのだった。

 

巨悪中の巨悪、AFOに怒りの声!

迷いなく攻撃してきたデクに衝撃を受け、戦意喪失の最中、「いつからだっけ」「綺麗事に吐き気を催すようになったのは」と過去を振り返るレディ・ナガン。デクは彼女の手を取り、治崎に撃った弾の軌道がズレていたこと、初撃で自分の腰を撃ちぬけば終わりだったことを指摘。「あなたの心はまだヒーローのままです」と、共に戦おうと語りかける。

その姿に心動かされ、レディ・ナガンが「おまえは本も――」と言いかけたその時、突然顔に亀裂が入り、大爆発が起きる。「契約不履行の場合にも備えておいたよ」「結局最期までいいように使われるだけ」そう言い不気味に笑うAFO。その姿に読者からも「AFO… 貴様どこまでも醜悪だな」「これ以上ないくらいAFO嫌いになってるんだが」と怒りの声が聞こえる一方、「デクはどんな人の手でも掴みにいくからヒーロー」「デクくんは光」とレディ・ナガンに対するデクの言葉に感動する声もあがった。

ホークスが助けに入ったが、黒こげのレディ・ナガン。彼女の生死が気になる中、新たな個性も明らかになったことでどのような展開を迎えるのだろうか。

(文=ベジナハモッチ)