暁のヨナ 208話 ネタバレ「目覚めぬ眠りを恐れて」緋龍王の子孫の運命を悟ったスウォンの決意に思わず涙…
■不治の病を抱えたスウォンの決意が切なすぎる!!
ホーと再会したメイニャン
2021年6月5日発売「花とゆめ」13号。『暁のヨナ』208話「目覚めぬ眠りを恐れて」では、ゼノの口から緋龍王の子孫の運命が語られた。

アニメ「暁のヨナ」公式サイトより
ジュド将軍に監視されていたメイニャンは、ヨナが連れてきたホーと再会して涙ぐむ。ホーと仲良くなったアオに飛びつかれた彼女は、「ありがとう」と小さく呟くのだった。
その時、火と水の部族軍が高華国に到着。いずれ全軍が南戒に攻め入ると話すジュド将軍に、緋の病に冒されたスウォンの軍に未来はないと言うメイニャン。そして彼女が元将軍だったと聞いて、ヨナたちは驚く。
スウォンとゼノの決意
一方、スウォンはゼノを呼びだして王の座に興味があるかと尋ねる。彼は死ぬことがないゼノを跡継ぎ候補にと考えたのだが、断られて諦めるのだった。
スウォンから緋龍王の子孫に緋の病を克服した者はいたかと聞かれ、いないと答えるゼノ。その病はゼノ以外の龍たちの短命のように、人ならざる能力と血を持つ者に求められる代償だと言うのだ。
スウォンは、母の手記を思い出す。祖父は一族が短命である理由は、龍神が緋龍王を天界に呼び戻そうとしているからだと語っていた。理想の場所にたどり着くまではまだ死ねないと、高華国を守る決意を新たにするスウォン。
薬を飲んで眠りについたスウォンを見ながら、永い時があっても思い通りにいかない事ばかりだと口にするゼノ。そして「でもいつか… 俺の旅も終わる。その時は神様に背いても願いを叶えてみせる」と呟くのだった。
この展開に読者からは「スウォンにめちゃくちゃ泣かされる」「スウォンは急ぎ過ぎていて苦しい」など、切なすぎるスウォンに想いを寄せる声が集まっていた。次回の『暁のヨナ』も見逃せない。
(文=ターバン美津子)