呪術廻戦 149話 ネタバレ「葦を啣む-弍-」眠っていたフィジカルギフテッドとしての力が遂に目醒める!
■呪術師にとって双子は呪われた“半端者”
絶体絶命の危機に、真依は何を思う!?
2021年5月24日に発売された『週刊少年ジャンプ』2021年25号の『呪術廻戦』149話「葦を啣む-弍-」では、真依が真希へ未来を託す展開に読者からは涙が止まらないと話題になっている。

アニメ「呪術廻戦」公式サイトより
瀕死状態の真希と真依は、扇に引きずられながら訓練と懲罰に使われる部屋へ連れていかれる。そこには、2級以下の呪霊たちが群れを為して真依たちを狙っていた。「さらば我が人生の汚点」と吐き捨て去っていく扇。真依は意識のない真希に口付けをすると場所は一転し、2人は深い意識の中、砂浜で目覚めるのであった。
真希への最期の約束「全部壊して」
目を覚ました真希に真依は、自身の術式では大きい物や複雑な物はもう作れないこと、そして扇に斬られた傷によってすぐに死ぬことを告げる。さらには呪術師では一卵性双生児は同一人物とみなされるので、真希が呪力と術式をもたなくても真依がもつ限り、真希は中途半端な天与呪縛のフィジカルギフテッドにすぎないという絶望的な真実も……。
「全部壊して。全部だからね。お姉ちゃん」と最期に笑顔を向けて海へ消えて行った真依。意識を取り戻した真希は呪力を完全に失っていた。しかしフィジカルギフテッドとしての力を目醒めさせており、凄まじい体力と武力で呪霊を殲滅する! そして、術式『焦眉之赳』を使う扇も一撃で倒したのだった。
ネット上では、「手を放さないでと願った真依が自ら手を放すとか、愛以外の何物でもなくて激しく感動」「これはさすがに泣いた」など2人の絆に涙する読者が続出している。
真依と誓った約束を守るため、真希はどのような道を歩いていくのだろうか。
(文=トコロドコロ島本)