千と千尋の神隠し・ハクの本名「ニギハヤミコハクヌシ」の由来は謎多き神様?

■ジブリ作品の中でも屈指のイケメン・ハク

スタジオジブリのナンバーワンヒット作品「千と千尋の神隠し」

2001年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション「千と千尋の神隠し」は、興行収入316億円を突破していて昨年「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」に記録を抜かれるまでおよそ20年の間日本映画のナンバーワンヒット作品だった。そんな国民的映画は、監督・宮崎駿による緻密に練られたストーリーと美しい絵によって人々の心を掴んでいまなお根強い人気を集めている。

スタジオジブリ 公式ホームページより

今回はそんな千と千尋の神隠しの登場人物・ハクについてご紹介。ハクは主人公の千尋の強い味方として大活躍しており、その端正な見た目や千尋を助け続ける姿から高い人気を集めているキャラである。

ハクの本名って知ってる?

千と千尋の神隠しには多くの神が登場するが、ハクも川の神様で、本名は「ニギハヤミコハクヌシ」。千尋は幼い頃、コハク川という川に落ちてしまったことがあり、その時に千尋を救った川の主がハクだった。

このことを思い出したハクは自分の本当の名前を思い出すことに成功する。ハクが自分の名前を思い出し、竜から人間に戻り千尋と空を舞うシーンは鳥肌が立つほどの美しさだった。

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超イケメンで人気の高いハク

スタジオジブリの作品にはかっこいいキャラがたくさん登場する。「ハウルの動く城」のハウルや「もののけ姫」のアシタカなど、美しい見た目と女性の心をつかむキャラクターはジブリファンから高い人気を集めている。そして、ハクもその1人だ。

gooランキングの「ジブリ史上最強にかっこいい男性キャラランキング」でもハクは堂々の3位にランクイン。爽やかな見た目はもちろん、常に千尋を守り抜こうとする一途な姿にときめいている女性が続出している。また物語の序盤でハクが披露する壁ドンや美しく透き通ったボイスも高評価を集めた。

ハクの本名の由来は「饒速日命」?

ハクの本名の由来は饒速日命(ニギハヤヒノミコト)ではないかと言われている。ニギハヤヒは、日本書紀や古事記に登場する伝説の神だ。ニギハヤヒという神は存在がはっきりしておらず、謎多き神としても知られている。

ハクは、謎は多いものの千尋にとっては拠り所となる神のような存在である。ある時には千尋の味方、ある時には湯婆婆の手下、またある時には湯屋で働く部下を動かす存在となるなど多くの顔を持っている。つかみどころがないという共通点から、宮崎監督は「ニギハヤミコハクヌシ」という名前をつけたのかもしれない。

(文=ザ・山下グレート)

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