終末のワルキューレ 46話 ネタバレ「結晶」不幸を吸う斧VS未来視! 釈迦の神器は思春期を受け止められるのか!?
■釈迦のチート能力が零福の神器を巨大化させる!
不幸を吸って威力を増す斧爻
2021年4月24日に発売された『月刊コミックゼノン』6月号の『終末のワルキューレ』第46話「結晶」では、ついに釈迦の秘められた能力と神器が判明した。

アニメ『終末のワルキューレ』公式サイトより
宣戦布告中だった零福(ぜろふく)の鳩尾に、迷いもなく蹴りを入れる釈迦。うずくまる零福に釈迦は「さぁ闘ろうか?」と不敵な態度をとり、観衆のみならず同じ四聖人をもざわつかせた。
攻撃を受け痛がる零福は「あ~…不幸だ」と自らの不幸を嘆いた途端、手に持つ斧が生き物のようにうごめき出す。さらに釈迦が攻撃を躱すたびに零福の不幸は蓄積され、そんな自身の“不幸を吸う”ことで零福の神器「斧爻(ふこう)」は巨大化および破壊力を増していくのだった。
七難即滅の楯に怒髪衝天
「ム… ムリゲーすぎるッスよ!!」。斧爻の能力に驚愕するゲル。しかしブリュンヒルデは釈迦は避けているのではなく零福の攻撃をすでに識っている、いわば「未来視」であること、さらにそれが“目覚めし者(仏陀)”のみが辿り着ける境地「正覚・阿頼耶識(しょうがくあらやしき)」というチート能力であると語った。
零福の攻撃を全て未来視で無効化する釈迦。対照的に釈迦の攻撃は全て零福へと決まり続け、観衆の誰もが力の差は歴然だと思っていた。だが釈迦へのとてつもない嫉妬を抱える零福は「ボクは最高に… 不幸だ」そう嘆くと、己の不幸を吸わせ最大限に巨大化した斧爻を振り下ろす。「それ… ズルくない…?」寸秒先の未来視でも避けられるはずがない攻撃に、ついに釈迦は自身の神器「七難即滅の楯(アヒムサー)」を発動させるのだった。
ネット上では「釈迦の言動がいちいちシビレる!」「釈迦さま、無敵すぎる」と釈迦のチートっぷりに喜ぶ声や、「人の不幸を吸っていた神さまが自分の不幸を武器にするって悲しいな」「零福は釈迦にあわなければ良い神さまでいられたのかも」など同情のコメントが寄せられている。
「大丈夫… お前の思春期 受け止めてやる」、釈迦の煽りに怒髪衝天となる零福。次回も超ド級の戦いを期待したいと思う!
(文=マルデガワ咲)