“推しメン”は1人じゃなくてもいい? IZ*ONE・宮脇咲良も推奨する「推し増し」
■「推し増し」の注意点って?
DDに勘違いされないポイント
オタク用語として用いられる「推し増し」という言葉をご存じだろうか? たとえば好きなアイドルグループに“推しているメンバー”がいた場合、ベースとなる「推しメン」は変えずに“別の人”も推す時に使われる。グループ内だけでなく“グループ外の推し増し”も本人の自由だが、推しメンを増やす場合にはいくつか注意点があるようだ。
「推し増し」をすれば推しメンが1人の時と比べて、当然お金や時間も多く費やすことになる。また「推しメン」に対する振る舞いにも注意が必要で、それぞれのメンバーには“あなたが一番好き”だと伝わる流れにしなければならない。もし“誰でも大好き(通称:DD)”という形で見られてしまうと、「〇〇さんはDDなんだね」と勘違いされる可能性もあるので気をつけよう。
中には“推し増しは邪道”と考えた上で、「推し変(推しメンの変更)」をしてしまう人も多いはず。しかし一部の人からは「グループ内推し変は死刑」といった言葉も飛び交っているため、安易な気持ちで推し変をおこなう行為は避けた方が良いかもしれない。
宮脇咲良が「推し増し」をおススメ!
「推し変」とは違って元々推していたメンバーを悲しませずに済む「推し増し」だが、女性アイドルグループ「IZ*ONE(アイズワン)」の宮脇咲良も実は「推し増し」を推奨している。
2020年8月に放送されたラジオ番組『今夜、咲良の木の下で』では、ファンに対して「推し変ってなんでするんですか?」「推し増ししたらよくないですか? 誰か1人に絞らないといけないの? って思うんですよ」と持論を展開。“いろんな推しがいても問題ない”と度々主張していた。
また人気コスプレイヤーとして活動する桃月なしこも、以前自身の公式Twitterで「推し変は重罪、推し増しは軽罪」とツイート。“推し変をするなら推し増しの方が全然マシ”という考えには、6000件以上の「いいね」が寄せられている。
他に推しメンが出てきた場合、“推し変”ではなく“推し増し”を検討してみてはいかがだろうか。
(文=ザ・山下グレート)